12年連用　思うこと（独酔亭日乗）

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2008年2月11日（月）　晴れ

【ドライブ／石廊崎へ／大渋滞】

6時半に起き出して支度をしてレンタカーオフィスへ。昨日予約したプリウスを借りる。久し振りのドライブである。去年の7月に湘南から小田原方面に行って以来かな。

今回はニナの希望で伊豆半島へと向かう。どうせ行くなら一番先まで行ってみようということで、最終目的地は石廊崎に設定。天現寺から首都高に乗り、3号線から東名へと入る。連休中なので渋滞するかと思ったが道は空いていて快適。

小田原厚木道路から真鶴道路に出て、伊豆半島へ。有料道路の連続でどんどんお金を取られるのがちょっとなあ。350円とか200円とかを何度も何度も払う。

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お昼前に稲取周辺でランチ。道路沿いのぱっと目についた和食屋さんだが、思ったよりきれいにしていて繁盛しているようだった。僕は海鮮丼、ニナはブリかま定食。でも値段も結構強気で一人前2,150円は高いよなあ。

その後も快調に車は進み、午後1時半過ぎに石廊崎に到着。順調だったけど5時間以上かかってるわけで、やっぱり日帰りドライブの目的地にはちょっと遠過ぎたようだ。

駐車場に車を止めて石廊崎灯台へと歩いて向かう。昔娯楽施設があった跡が廃墟みたいになっていてなかなか面白い。灯台の敷地には入れなかったので外から写真を撮る。

灯台からさらに先に神社があるというので岬の突端まで歩いて行ってみる。外海の激しい波が渦巻き、断崖絶壁に脚がすくむ。間抜けな格好をした遊覧船が雄大な景色の中を横切っていく。

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2時半過ぎに駐車場に戻り、来た道を戻る。往きは順調だったが帰りはやはり三連休最終日ということであちこちで渋滞にはまりつつ、それでも伊東あたりまでは順調に戻ってきた。道の駅で干物をおみやげに買いさらに北上。日が暮れたので真鶴あたりのすかいらーくで早めの夕食を済ませる。

で、夕食から戻り真鶴道路に入った途端に渋滞11キロの文字が。一瞬躊躇したがUターンして真鶴道路の旧道に逃げる。旧道はスムーズだったが3〜4キロで神道に合流し再び大渋滞。ならばと左の山道を上り、一般道の国道135号にさらに逃げる。これで大分時間を稼いだ。

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小田原厚木道路は順調で、東名がちょっと混雑したが、何とかレンタカーオフィスが閉まる10時よりは早く戻って来れた。やれやれ危なかった。

楽しかったけど温泉にも入れずみかん狩りもできなかったのはちょいと残念。やっぱり目的地が遠過ぎたなあ。

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今日の体重：93.8キロ（07年1月1日スタート時： 99.8キロ、2月末の目標：　92.8キロ、最終目標：　77キロ）

やりきる力：44日（走れた日の日数）/109日（トータルの日数）　出走率：.404（一昨々年の通算.477、一昨年の通算.279、去年の通算.548）

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【10.6キロ／とろとろ昼寝／二日連続】

休日だというのに目が覚めると5時。これはあんまりだともう一度布団を被ったがちょっとうとうとした程度でまた目が覚めてしまい結局6時過ぎに布団を出る。もうちょっと眠りたかったなあ。

で、今日もウォーミングアップして筋トレの腕立てやってからジョギング。昨日たかちゃんから教えてもらった距離測定であたりをつけてから出走。一の橋〜古川橋〜天現寺橋〜渋谷橋〜渋谷駅〜神宮前交差点〜表参道ヒルズ〜表参道交差点〜青山一丁目交差点〜六本木交差点〜芋洗坂という感じ。表参道周辺に朝っぱらからやたらと法被を着込んだ連中がうろうろしていたのだがあれは何だったんだろう。建国記念の日と明治神宮に関係あるのかな。戻って来てから距離を測定すると10.6キロ、97分。

帰宅後体重を測るとようやく97キロまで落ちて来た。そろそろ96キロぐらいまで落としておかないと今月の目標に届かないので気をつけよう。

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先週ずっと忙しくしていたニナは寝不足を補うべくひたすら眠り続けている。昼ごろ起き出し、「揚げ物が食べたい」とのたまう。昨日元気がなくてあまり食べられなかったので今日も食べたいとのこと。何だかすごい（笑）。

昼からはちょっとアレなので僕はお茶漬け、ニナはストックのカレーで軽く昼食を採り、夕食を早めにしてフライを食べることにする。食後僕は眠くなって2時間ほど昼寝。うはー、気持ちがいい。朝の寝不足を補ってスッキリ。

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4時前にニナと買い物に出かけてフードマガジンで食材を買い出し、まだ明るい4時半過ぎから早めの夕食。昨日に続いてフライを食べる。美味い美味い。でもせっかくこれだけジョギングしているんだから、これで夕食を豆腐だけとかにしたら、あっという間に体重が減るだろうという思いもある。週に一度ぐらい、とても粗食な日を作ろうかな。

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昼に起きたニナは何と6時半頃に寝てしまった。この眠りへの執着は凄い。箱根駅伝の録画を見つつ洗濯物を畳み洗い物をして、そしてこうして日記書き。お正月休みの後そろそろ疲れが溜まって来ていたので明日が休みってのはとても嬉しいな。明日もちょっと長めに走りたい。

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今日の体重：97.0キロ（07年1月1日スタート時： 99.8キロ、2月末の目標：　94.0キロ、最終目標：　77キロ）

やりきる力：48日（走れた日の日数）/108日（トータルの日数）　出走率：.444（一昨年の通算.477、去年の通算.279）

【6.5キロ／トリノオリンピック開幕／飲み】

8時過ぎに起き出してジョギング。ようやく復帰できた。いつもの5キロ基準コースに、二の橋から日向坂を上り、しほあみ地蔵にお参りして神明坂を下る小山町コースをくっつけて、52分。約6.5キロ。

そういえば、小山町名物のアパート「佐竹荘」が、再開発事務所とかになっていた。風前の灯という感じ。寂しいねえ。

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トリノオリンピックが開幕。開会式を眺める。今回の日本勢は、やたらとベテランが多いような気がするが、これって活性化していなくて新人が出てきていないってことなのかな。余りメダル取れなさそうな気がするが、どうなのだろう。

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昼ご飯はニナが鶏肉と厚揚げの味噌炒めとわかめサラダを作ってくれた。ちょっと疲れが溜まってきている感じ。今年の冬もスキーに行きたいねえとか話したり相談したり。

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夕方からは僕は単独行動。学生時代の友達3人と六本木の松ちゃんで飲み。ビール→ホッピー→日本酒と飲みつつワーワーと。

疲れが出て眠くなってしまい、二次会に向かう3人を見送って帰宅。時計を見ると11時だが、眠くて仕方がないし、ちょっと気分も悪い。ふらふらと帰宅すると、ニナももう眠っていた。

バッタリと倒れて眠る。

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今日の体重：96.4キロ（05年1月1日スタート時： 99.8キロ、2月末の目標：　96.0キロ、最終目標：　77キロ）

やりきる力：38日（走れた日の日数）/111日（トータルの日数）　出走率：　.342（去年の通算10/22まで.477）

【ほぼ使い物にならず】

昨夜は久し振りに朝まで遊んでしまい、目が覚めたら昼過ぎで、しかもまだ酒が残っている。昨日の夕方に居酒屋で軽くつまんだきりなので、眠いが腹は減っている。ニナと二人でヒルズの中の回転寿司へ出かけ、迎え酒でビール。これで今日は一日使い物にならないことが決定した。

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午後は部屋に戻ってぼんやり。布団をひっぱり出してきて、ごろごろしながらテレビを見たり、うとうとしたり。こういう休日は久し振りだ。

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夕食はニナが野菜炒めと煮物を作ってくれた。黒龍をちびちびやりつつのんびり。

【痛みのあまりほぼ徹夜／鎮痛剤のありがたみ】

昨夜悪化した肩と首の筋の痛みはどんどん悪化し、あまりの痛みに眠れず、ほぼ徹夜という事態に。何とか痛みのない態勢は見つけたのだが、うとうとして眠りに落ちると体から力が抜け、力が抜けると均衡が崩れて激痛が走り目が覚める、というのを繰り返す。

2時過ぎに起き出し、しばらくMacの前で呆然とする。横になっているより椅子に座っている方が多少楽なのだ。だがウェブ巡りする気力はなく、30分ほどで布団に戻り、またうとうとし、激痛で目覚め、を明け方まで繰り返す。

明け方にふと気づいて救急箱の中の頭痛薬を飲んでみる。精神的に楽になったのと薬が多少効いたのとでその後2時間ほど断続的に眠ることができた。

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結局8時頃には起きてしまう。体が壊れているから座っていても立っていても辛い。気力がないのでやることもない。何もしなくても痛い。実に困ったものだ。

10時過ぎにニナが起きてきて、バンテリンを塗ってくれた。どうせ寝てたって痛いのだからとヤケクソ気味に僕がパスタを作って昼ご飯を食べ、バファリンを飲んだら大分効いてきて体が少し楽になる。途端に睡魔がやってきて、二時間ほど熟睡。

電話で起こされる。遠くからでも治療ができると言われ、電話を切った後はしばらく布団の上で横になっていた。痛かった場所がぽかぽかして暖かくなった。

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寝てても起きてても痛いのだから、起きていようということで、夕方から買い物に。すき焼きの材料を買っていたら雨が降ってきた。痛む体に荷物を持って雨に濡れていると、何だかこの世の終わりみたいな気分になってくる（笑）。

すき焼きを食べ、またバファリンを飲む。鎮痛剤が切れてくると途端に痛くなってくる。これは直るのにしばらく時間がかかるかもしれない。

眠れるかどうか分からないので、つげ義春を布団に持ち込み、無能の人なんか読む（笑）。鎮痛剤が効いているせいか、横になっている分には昨日より楽だ。

今夜の僕に眠りは訪れるのか、次回に続く。

連休も今日で終わり。なかなか充実した連休だった。とにもかくにも三日とも走れたのがいい。できればもうちょっと天気が良ければ文句なかったのだが、まあいいだろう。

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9時過ぎに起床。ニナも起きてきて、テレビでオリンピックを見る。ジャンプ陣不調（ノーマルヒル）。先週の壮行会の時、船木と原田が妙にチャラチャラしていて嫌だったのだが、ここまで結果が伴わないなら、もうテレビに出るのなんかやめちゃえ、と文句の一つも言いたくなる。やってる人は大変だろうけれども、やはりあれだけ大口叩いたら、やるべきことをやらなきゃ。

ノルディック複合もいまいちか。でも荻原健司の粘りはなかなかのものだと思う。荻原健司は大分少なくなってきた、僕と同い年のアマチュア・アスリート。もう一花咲かせて欲しいものだ。

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昨夜のすき焼きの残りを食べてからジョギング。今日も5キロ。時計を心拍数計を交互に睨みつつ、43分。前半は22分、後半21分。今現在の僕の実力だと、これ以上ペースを上げるのはちょっときついかも。一昨年には38分で走れているから、焦らず毎日着実に走っていれば、ペースも上がってくるだろう。脚の筋肉痛はもうなくなった。

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午後は昨日に続いて吉祥寺。ロフトで収納関係の小物を何点か購入。その後はおでんの材料を買い込んで帰宅。ニナがおでんを作ってくれた。大変美味。三井住友VISAカードに貯まったポイントをWebでANAのマイレージに移管。あと、昨日買ってきたNorton Utilitiesの登録をSymantecのWebで行う。SymantecのWebは、登録ページがすごく分かりにくくて×。あと、金曜日に落札した人間椅子のCDの振り込みもWebでやった。

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Norton Utilitiesで断片化のチェックをかけたら、まだ購入して半年も経ってないのに、「極度に断片化」と出た。やはり扱うファイルがでかいから、すぐに断片化しちゃうんだろうな。ちょくちょくケアしてあげないといかんな。

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4年前の今日、里谷多英選手は金メダルを獲った。4年というのは、何とも長い。98の日記（下にあります）を眺めていて、日記の後にある他の日記書き達へのリンクを見て何とも言えない感慨に浸る。いったい何人が今でも書き続けているだろう。そう思うと、4年を経て再びメダルを獲った里谷選手の気合いというものを感じずにはいられない。

午前7時。弘前市内、弘前グランドホテルで目覚める。軽く酒が残っているが、問題ないだろう。

母から、7時半に起こしてくれと言われていたので、その前に風呂に入る。ユニットの狭い風呂だと、肩を湯に浸けると膝が出て、膝を押し込むと肩がはみ出す。ああ、誰か僕にゆったり入れる風呂桶を買ってくれ（どこに置くんじゃい）。

風呂から上がるとき、浴室から部屋への段差に気づかず思い切りコケてしまう。何も雪のないところでコケなくてもよさそうなものである。うむ。

隣の部屋の母に電話すると、彼女ももう起きていたので、ホテルのレストランで朝食。母は洋食、僕は和食を予約しておいたのだが、どうしてもコーヒーが飲みたくなり追加注文。ホテルの朝食というのは、ごく限定された一部の良質なホテルを除いては、実にホテルの朝食以外の何者でもない。

母は僕達より一日早く、今日東京に帰る。仕事の都合なので仕方がないが、いかにも多忙である。昨日の青森空港の惨状を憶えているので、JASとANAのカウンターに交互に電話してみるが、埒があかない。どっちにしても雪なのである。それも吹雪いていたりするので、天候調査中です、ぐらいしか言えないというのも仕方がないところか。問題は、何故あんな山のてっぺんに空港なんぞ作ったか、ということだろう。日本の政治の腐った面をまたしても見せ付けられ、うんざりする。

母は開き直っているようで、とにかく空港に行く、と宣言。頼もしいな。

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10時にニナとニナのお父さんが車で迎えに来てくれる。市内をちょろっと車で回ってもらうと、もう母の乗る空港行きのバスの時間が近づいてきた。

弘前駅からすぐ近くのイトーヨーカドーにあるバスターミナルまで行き、3人で母を見送る。弘前のバスターミナルで、自分の母を見送るというのも何だか妙なものである。

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3人で再び車に乗り込み、まずはJAの小屋で車を降りる。お父さんが僕の実家宛にリンゴを山ほど買って送ってくれた。感謝である。

そこからまたしても車に乗り込み、ニナの出身高校の前を通ったりしてから、アップルロードなる農道を走っていく。市内からちょっと外れると、道の両側の雪の量は倍ぐらいになる。途中母の携帯から電話があり、今日は天候が落ち着いていて、予定通り離陸できそうとのこと。なによりでした。

どんどん走っていき、山道に入ると、そこは地吹雪。途中何度か車を降りてワイパーについた雪をとったりして、視界が良くない道をどんどん昇っていく。

車が止まり、駐車場に入る。ここが目的地かと思うと、まだ途中だとのこと。我々は真冬の岩木山を登りつつあるのだ。

岩木山神社。雪に埋まる鳥居と、きっちりとそこだけ除雪された参道。全てが真っ白で荘厳な雰囲気である。お父さんは車の中で煙草を吹かしている間に、僕とニナは参道を途中まで登り、写真を撮る。足元が悪くて滑るので、参拝できなかった。正月に東伏見稲荷で引いたおみくじの「凶のち平」を払拭したかったのだが、叶わず。

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再び車に乗り込み、10分ほど走ると、目的地の「嶽温泉（だけおんせん）」である。ここに、名物の「またぎ飯」を食べにやってきたのだ。

山奥とは思えない、やたらと立派な建物に驚く。目当ての食堂も、この豪雪の中、ほぼ満員である。床暖房が心地良く、リラックスする。

ビールで軽く乾杯し、イワナの塩焼き、たらのめと舞茸の天ぷら、姫たけのこと鮭の寿司をつまみに、またぎ飯が炊き上がるのを待つ。イワナ、絶品。舞茸の天ぷら、絶品。こんなに美味いとは、予想しなかった。

そして30分ほどで、待望のまたぎ飯が炊き上がる。きじ、舞茸、山菜の入った炊き込みご飯である。土瓶蒸がついて、これがまたメチャメチャ美味い。がつがつ食べてしまう。こんな山奥にこんな名所があるとは、津軽おそるべし。

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しばらく近辺をうろうろしたりして、酔いを冷ましてから再び車に乗り込む。ホテルの向かいには、「雪下ろしツアー」の看板あり。雪下ろしを手伝うと、旅館の宿代が無料になるとのこと。うーむ、どんなものなんだろうか。先着50名と断っているということは、結構人気があるのかしら。

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来たときとは違う道をさくさくと下っていき、弘前城の脇で車を止めてもらい、用事のあるお父さんと別れる。この旅で初めての徒歩である。転ばないようにトコトコと歩き、城内で開催されている雪燈篭祭を眺める。春には桜の名所となる弘前城も、今は雪で真っ白。のんびり歩いているうちにどんどん雪が強くなってきて、ほとんど何も見えない状態に。でも地元の人達は、こんなに強い雪の中でも傘をほとんど差していない。まあ粉雪だから、傘を差す必要がない、ということなんだろう。

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自宅用のリンゴを買ったり、ニナ思い出の喫茶店でコーヒーを飲んだりしてから、ホテルのロビーでニナの学生時代の同級生、ヨーコちゃんとルミちゃんと待ち合わせ。いきなり、デカイ、と驚かれ、恐縮する。

で、早速宴会。一次会は「ワイン食堂」なる飲み屋。やたらと愛想と威勢のいいお姉ちゃんが間の抜けた応答をして、何とも言えない雰囲気を醸し出す。ワインを飲みつつ、笑いあり涙ありの会話が続き、ふと気づくとワインが3本も空いていた。

で、二次会は、ソウルなバーへ。マスターのハルさんは、我々が到着した時、店の前にカマクラを作っていた。なかなか本格的なカマクラ。

この店がまた、驚くほどのハイ・クォリティ。店の雰囲気も絶妙だし、かかっている音楽もいい。マスターのキャラもいい。個人的には音楽のボリュームが必要以上に大きくなかったのがすごく良かった。音楽を売りにしている店だと、耳がおかしくなるぐらいの大音量になっているところが多く、そうなると会話さえろくにできなくなってしまう。

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結局2時ぐらいまでその店で騒ぐ。ヨーコちゃんは他のお客さんにダンスのステップを教えだし、狭い店の中で一列に並んで踊ってみたり。

店を出ると、さっきハルさんが作っていたカマクラがいつの間にか完成し、中に蝋燭が灯っていた。店の外はまた雪。

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ヨーコちゃんとルミちゃんと別れ、ホテルに戻る。ニナは実家に戻るのが面倒だと僕の部屋までついてきたが、実家に帰って眠らないと明日の朝面倒なことになるぞ、と説得してタクシーに乗せる。

ニナの乗ったタクシーを見送り、ホテルを通り越してお城の近くまで歩いていく。このまま近所を一周しようかと思ったのだが、すぐに寒くなってしまいホテルに戻る。

それほど眠くないつもりだったのだが、布団を被り本を開いたら、すぐに眠ってしまったようだ。

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日記　3/6　
小説　0/2（休日オンリー）

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今日の体重：--キロ（00年11月5日スタート時97.0キロ、今月の目標92キロ）

今日のジョギング：0キロ、0分、心拍数ターゲット0（今週累計10キロ、今週の目標30キロ、今月の目標150キロ、今月の累計10キロ）

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