思うこと



1998年3月25日(水)


Blue Londo a la Turk / The Dave Brubeck Quartet


何だか不毛な一日だったような気がするな。なんでだろ。

まあ、それはさておき、昨夜は酔っ払いつつも日記を書いて、そのうえに何通もメイルまで書いてしまうという快挙を成し遂げてしまった訳だが、朝になって送信済みのメイルを読み返すまではちょっとハラハラしていた。記憶がとぎれとぎれだったから。

でもどのメイルもちゃんと書いてたから、まあ良いとしよう(笑)。よれよれのメイルを受け取った某市ケ谷勤務の女性様、失礼致しました(笑)。

家で飲んでいる分には相当飲んでも文章を書いたりものを考えたりするのに支障はないのだが、外で飲んで帰ってくると同じ量を飲んだとしても脳髄にまでアルコールが回ってしまったような感じがして、どうにも使い物にならない。以前は会社関係の飲みではバーボンはソーダ割りにしていたのだが、最近ロックに切り替えたので、余計へろへろになってしまうようだ。

年中酔っ払っているようなものだから、飲んで性格が豹変するとかもないし、暴れたりもしないから、まあ放っといてもらえば適当にハッピーになってるって感じだろか。

4月4日のオフでは、きっと40人以上の皆さんの前で豪快に飲んで差し上げられることでしょう(笑)。



Take Five / The Dave Brubeck Quartet


僕が自宅にPowerMac 7500/100を購入してから2年と3カ月が経った。Macを買った時にはまさか自分のコンピュータが日記専用機になるなどとは、夢にも思わなかった。

そうだ、そもそも僕はDTPやグラフィックの勉強をしたくてMacを買ったんだった。PhotoshopやQuarkなんかをストレスなく操作できるってことで7500を買ったんだし、スキャナだのプリンタだのにもそれなりにお金をかけた。

うーん、それがどこでどう間違ってこういうことになってしまったんだろうか。

ちょっと思い出してみた。

で、結論としては、アップルコンピュータのせいで僕はネットにハマッてしまったということになった。

というのは、僕がPowerMac 7500/100を買った時に入っていたOSが「漢字Talk 7.5.2」という大バカもののウルトラ欠陥品ソフトで、Open Transport関係の不具合でニフティもダメ、ネットもダメ、更にその他のアプリケーションもうまいこと立ち上がらないという酷い状態で、アップルから「Serial DNA」などという何ともバイオチックな名前の機能拡張書類をもらったり、Open Transport関係を全部外してMac TCPを入れたりしてようやっとネットに接続できたのだ。

で、あまりにも不具合が多いので、ニフティのマック関係のフォーラムも当然不具合に関するレポートだの質問だので溢れていて、僕も毎日ニフティのフォーラムを読んだり書き込んだりしては自分のMacの悲惨な状態から何とか脱却しようと四苦八苦していた。

で、何とかMacがマトモに動くようになって、爆弾の姿も見かけなくなった頃には、僕はすっかりニフティにどっぷりはまってしまっていたという訳。

読んだり投稿したりするフォーラムの数もどんどん増えて、Mac関係のフォーラムから徐々にインターネット絡みのフォーラムにも顔を出すようになった。僕が加入しているGlobal Online Japan(GOL)に、PowerBambooさんという人がいて、その人の発言を追っかけたりしているうちに、見つけてしまったのですよ、「デーテーペーな一日」と、「とほほ日記」を。

いやー、始めて他の人の日記を読んだ時のあの興奮、今でも忘れないなあ。最初に読んだ他人の日記が、hisakoさんの「愛人日記」と香奈さんの「Pigeon Blood」ってのも、かなり問題あったかも(笑)。

で、僕はhisakoさんや夜久さんやばうわうさんの日記を読む前から日記を書いていたんだけど、他人の日記を読むという興奮を味わってしまい、同時に日記リンクスにも登録してしまって、一気にどっぷり日記の世界にハマッてしまったという感じだなぁ。

ホントにまさか毎日日記を他人に晒し続けるようになるなんて想像もしてなかったし、第一日々こんなに文章に浸って生きるようになるとも夢にも思ってなかった。

偶然と言えば偶然なんだろうし、辿るべくして辿ってきた道なのかも知れないけれど、いずれにしてもそれまでの僕の生活を根底から覆してしまうような猛烈な変化であったことは確かだ。

このMacは爆弾も出さずに日々静かにハードディスクを回転させて僕の思念の屑みたいなものを一生懸命モニタに映し出し、そしてそれを中野にあるGOLのサーバーへと移動させ、アメリカやオランダやカナダにまで僕の脳みその片隅にある思いを伝え続けている。

うーん、改めて考えても、これってとってもスゴイことだ。

これだけ感動しておけば、まあこのマックもそれなりには納得してくれるんじゃないだろか。



White Room / Cream


ぎゃー。

昔話を書いていたら、急に思い出した。

実は、去る3月20日で、「思うこと」は二周年だった。きゃー、オフまで企画しておきながら、二周年のことをすっかり忘れてたー。ううう。

ええと、恥ずかしながら、最初の日記はこちらにあります。今となってはなんだか自分の文章じゃないみたいだけどねぇ。

一周年の時には感じなかったような変な感慨があるのは何でだろう。それだけ僕も歳をとったということなんだろか。

でも、最初の頃の夜久さんの日記も結構恥ずかしいぞ(笑)。

とにもかくにも、毎日僕の日記をわざわざ読みに来てくれて、ぶしぶしと読了ボタンを押してくれた皆さんのおかげで僕はこうやって毎日書き続けてこれたと思っております。これからもどんどんボタンを押して、僕に空メイルを送りまくってやって下さい。これが僕の生き甲斐なのです。

この感じだと、まだあと2、3年はこんな感じで書き続けているんじゃないだろか。来年の今頃には僕はどんな文章を書いているんだろう。すごく興味がある。

これからもたくさんの素敵な文章と出会える一年だといいな。

どうもありがとう。



White Room / Cream


オフミ関係のページ、更新しました。




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