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世界一やさしいブログSEOの教科書 1年生

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この記事は「世界一やさしいブログSEOの教科書 1年生」という本を読んでの紹介です。

こんにちは。ビジネス書作家・ブロガー・心理カウンセラーの立花岳志です。

当ブログでは、皆さんが人生をより自由に、より美しく、より楽しく生きるための情報やメッセージをシェアしています。

今回はブログのSEO(検索エンジン最適化)に関する素晴らしい本を読んだので皆さんにシェアしたいと思います。

全日本SEO協会の代表理事である鈴木将司さん著、「世界一やさしいブログSEOの教科書 1年生」という本です。

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さっそく紹介しましょう。

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ブログは書くだけでは読まれない

世界には膨大な数のWebページが存在していて、日々その数は増え続けている。

天文学的な数にのぼるサイトがあるネットの世界に自分のブログを書いたとしても、書いただけでは多くの人に読んでもらうことは難しい。

せっかく意欲をもってブログを始めても、多くの人は、スタート当初あまりにも自分のブログが読まれないことに愕然とするだろう。

著者の鈴木さんによると、毎年20億以上のブログ記事が投稿され続けているというのだ。

なにもしなければ、それらの膨大なブログに自分のコンテンツが埋もれてしまうのは自然なこと。

そこで、ブログをどうやって読んでもらうかの対策を講じるときに必要となるのが「SEO(検索エンジン最適化)」の知識だ。

SEOとは、Googleという最大の検索エンジンで、自分のブログが上位に表示され、より多くの人に読んでもらえるようにすることを意味する。

多くの人気ブログは検索エンジンからのアクセスが圧倒的な比率となっている。

多くの人が検索エンジンを利用して知りたいこと、調べたいことの答えを探している。

その答えを提供できるようなブログを書くことが、多くの人の役に立つことにつながり、結果としてあなたのブログが多くの人に読まれることになるのだ。

検索順位はこうして決まっている

Googleは検索の順位をどのように決めているかを公開していない。

したがって我々は様々な要因からその決定要因を推測することしかできない。

本書では、日本SEO協会で独自に研究調査した6つの検索順位決定要因を公開している。

それは以下の6つである。

    1. 検索キーワードと関連性が高いか(関連性)
    2. アクセス数が多いか(トラフィック)
    3. ユーザーにどれだけ好かれているか
    4. 他のサイト、ブログからどれだけ紹介されているか(被リンク)
    5. 検索エンジンが評価しやすいページか?(内部対策)
    6. E-A-T(専門性、権威性、信頼性)が高いか?(信用)

それぞれの詳細に関しては本書を読んでいただきたいのだが、アクセス数が多いかや、被リンクなどは自分でコントロールが難しい。

いっぽう検索キーワードとおの関連性や内部対策、E-A-Tなどは自分で対策を講じることができる。

ブログは日々更新を続けるメディアのため、記事数は日が重なるごとにどんどん増えていく。

後から膨大な記事に修正を加えるのは大変だからこそ、SEOを意識した記事を日々量産していくことが大切である。

Googleの近年の傾向の変化

SEOでもっとも大切なのは「検索キーワードと関連性が高いか」である。

そしてその次に近年Googleが重要視してきているのが「誰がその記事を書いたのか」という著者情報だという。

2017年ごろに信頼性の低い医療情報のサイトが氾濫して問題になったことを契機に、Googleはサイトの信頼性を重視するようになっている。

そういった状況を背景に、最近はブログ記事の冒頭にその記事の著者の肩書きや使命などを記載した方が、格段にGoogleで上位表示される例が増えているという。

記事の冒頭に著者情報を示すことは、Googleが重視するE-A-T(専門性、権威性、信頼性)の高さを証明することにもなる。

もともとはこれらの信頼性の高さは医療や経済など、人々の経済と生活に直結する分野の記事で特に重視されていた。

しかし最近では、それ以外の分野の記事でも、著者情報を冒頭に示し、著者の経歴や考えを示すページにリンクすることが推奨されている。

一人で運営しているブログの場合はすべての記事に著者情報を入れる必要はないというが、信頼性を強調したい場合は入れておく方が確実であろう。

品質が低い記事への対策

企業などがビジネス目的でブログを開設する場合と違い、個人がブログを運営していく場合に問題になりやすいことがある。

それは、「品質が低い記事」が大量に発生することだ。

Googleはサイトを記事単位ではなく、全体としても評価している。

キーワードとの関連性が薄かったり、文字数が極端に少ない記事などが大量に存在すると、サイト全体の評価が下がってしまう。

ここからは本書にはない、立花の意見である。

しかし、ブログ初心者にとって、毎回高い評価の記事だけを書き続けろというのは酷である。

品質が低い記事と分かっていても、習慣化のために更新したいとう気持ちも分かる。

また、日記など情報価値が低い記事でも、友達やファンへのサービスになる記事もあるため、一概に「書くな」という話しにもならない。

SEO的に悪影響にならずに気軽に更新を続けるためには、日記記事や短い記事を書く場合には、「noinex処理」しておこう。

noindex処理をしておくと、その記事はGoogleの検索対象から外れるので、低評価扱いを受けずに済む。

僕自身のブログも2010年2月からWordPressに移行して更新を続けており、低評価となるであろう記事も大量にある。

いまコツコツと、それら過去の低評価記事をnoindex化する処理を行なっている。

これも、あとからやるのは大変な労力になるので、書くときからnoindex処理をすることをオススメする。

まとめ

初心者向けと謳っている本ではあるが、情報量が非常に多く、しかも最新の傾向もふんだんに盛り込まれた充実の一冊である。

多くのSEO本よりも一歩詳細なところまて突っ込んだ解説がされていて、とても分かりやすく、しかもすぐに実践できる形に落とし込まれていて素晴らしい。

僕もこの本を読んでさっそく自分のブログのスタイルを改善している。

定期的に読み返して、自分のブログをさらに読まれるブログに改良していきたいと思う。

理想はこの本を読んでからブログをスタートすることだろうが、既にブログを運営されているすべての方にオススメ。

「世界一やさしいブログSEOの教科書 1年生」のチェックはこちらから!

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