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世界一やさしい Twitter集客・運用の教科書 1年生

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岳野めぐみさん著、「世界一やさしい Twitter集客・運用の教科書 1年生」という本を読んだのでご紹介しよう。

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僕はTwitterは2008年にアカウントを作成し、2009年から2011年頃まではかなり積極的に投稿をしていた。

しかし、その後メインのSNSをFacebookに移動させ、その後Twitterの利用はブログの更新報告程度に留まっている。

Twitterの可能性には以前から魅力を感じているのだが、いまいち使いこなせていない。

少しずつでも、Twitterを再びマスターしたいと思い、本書を手に取った。

具体的な活用例が盛りだくさんで、非常にわかりやすい本だった。

以前読んだTwitter本「Twitter集客のツボ98」とは真逆のアプローチで、本書の方が現実的かと感じた。

さっそく紹介しよう。

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バズ狙いではなくこつこつファンを作る店舗の公式アカウントが題材

本書では、「新宿ツイカフェ」という架空のカフェ店舗の公式アカウントを運営する、という形でTwitter運営法が語られる。

店舗の公式アカウントなので、個人が好きなことをつぶやくと言うスタンスとは大きく異なる。

お店の魅力を知ってもらい、多くの人に店舗に足を運んでもらえるような運営を目指すのが本書の目的だ。

店舗の公式アカウントでは、複数のスタッフがTwitter運用に関わるケースもあるだろう。

経営者や店長などの責任者ではなく、アルバイトスタッフなどがツイートするケースも想定される。

また、個人が好き勝手ツイートする場合と違い、バスを狙う必要もなく、堅実なツイートが求められる。

立ち位置、スタンスが明確であり、堅実な原則に基づいたTwitter上のメソッドとノウハウが学べる。

ずば抜けた人気アカウントを作るのではなく、お店が愛され売り上げがアップすることを目指す方法を学ぶ一冊である。

当たり前の情報を繰り返し提供しよう

本書を読んで一番参考になった点は何かと言えば、「当たり前の情報を繰り返し提供することの大切さ」である。

Twitterでフォローをしてくる人は、そのお店のことをまだ知らない人も多い。

個別のツイートを検索や、他のユーザのリツイートやいいねなどで知り、フォローしてきた人は、お店のことをまだ何も知らない。

だからこそ、プロフィールを充実させ、「お店に行ってみたい」と思ってもらうことが非常に重要だ。

また、日常のツイートは、奇をてらう必要はなく、むしろお店の当たり前の情報を繰り返し提供することが大事。

具体的には、お店で扱っている商品について、お店の雰囲気について、働くスタッフについてなどを、よく観察して直接会話するようにツイートしよう。

著者の岳野さんは、「SNSでは、繰り返し情報発信をすることが大切」と説いている。

そのために、セルフリツイートやセルフリプライでスレッドを作るなどの手法も紹介されている。

しかし、セルフリツイートやコピペ投稿などが多くなると、ユーザーはそれをノイズと感じる場合も多い。

また、自分のツイートはタイムラインに残るものだ。

多くのユーザはそのアカウントをフォローするかどうかを、タイムラインをさかのぼって読んでから判断する。

なので、時間が経って効果がなくなる情報などは、削除しタイムラインをお客さん目線で整えることも大切だ。

また、Twitterの醍醐味の1つでもあるリツイートだが、リツイートが多すぎると自分が霞んでしまう。

特に公式アカウントの場合、お店や商品と関係のないツイートをリツイートする事は避けよう。

当たり前の情報を繰り返し、でもコピペではなく発信していくことが大切だ。

ファンを作る禁断のマル秘テクニック

著者の岳野さんは本書の中で「ファンを作る禁断のマル秘テクニック」を紹介している。

それは、「毎日ツイートすること!」

これだけである。

Twitterを開設して間もなくの時期は特に、ツイートしても反応がまったくないことも多い。

多くの人は、反応がないことで、「こんなこと、ツイートしてどうするんだろう」と不安になる。

また、反応がないと続ける意味がないのではないかと悲観的になってしまう。

しかし、一つ一つのツイートが蓄積されタイムラインが充実することで、少しずつアカウントの存在感が増していく。

そして投稿数が多いほどユーザの目に触れる機会が着実に増えていくのだ。

1日最低1ツイートを目指そう。

いいねやリツイート、リプライではなく、自らの言葉で行う発信を、毎日続けることが何より大切だ。

まとめ

非常に堅実で、地に足がついたTwitterアカウントの運用方法が丁寧に紹介されている良書だった。

Twitterと言うと、無限に拡散されるバスと言うイメージが強いが、本書の立ち位置はその真逆だ。

店舗の公式アカウントとして、多くのユーザに愛され、アカウントとお店両方が盛り上がる仕組みを紹介している。

僕も、最近はTwitterはブログの更新紹介しかできていなかった。

まずは1日1ツイート、ブログの更新報告ではなく、自分の文章としてツイートする習慣を身につけよう。

充実の内容の素晴らしい一冊でした。

オススメです!!

「世界一やさしい Twitter集客・運用の教科書 1年生」のチェックはこちらから!

世界一やさしい Twitter集客・運用の教科書 1年生

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