13年連用 思うこと(独酔亭日乗)
4月26日
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2008年4月26日(土) 晴れ
【岩木山神社/嶽温泉/もつ大会】
7時過ぎに起き出す。朝晩はとてつもなく寒い。東京の真冬並の寒さだ。お父さんによると、今朝は霜がおりていて、恐らく氷点下になったのではないかとのこと。ひえー。
筋子、津軽漬け、それに山菜の「こごみ」や「葉わさび」などの朝食を頂き、あれこれ支度をしてからお父さんの車でニナとお父さんと3人で外出。
まずは弘前市内の産院で、男の子を出産したばかりのR美ちゃんのお祝いに。予定より半月以上早く産まれたそうで、小さくて、でも元気な男の子。おめでとう!
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続いては桜を見に岩木山神社へと向かう。途中の道路が延々と桜並木が続いていて非常に見物。素晴らしい景色だ。お天気も良くて絶好の行楽日和。
岩木山神社の桜はまさに見頃という感じ。8分咲きぐらいだろう。鳥居の奥真っ正面には雪をいただいた岩木山が見えている。
お参りを済ませた後は嶽温泉へと向かう。途中ひっそりとした桜林があり、あまりの美しさに驚く。桜が並木ではなく縦横無尽の林となっていて、それが一斉に満開になっているのだ。いやあこんなの初めて見た。
桜を満喫した後は「山のホテル」で食事。順番待ちの間にお父さんが近所の水芭蕉の名所に連れて行ってくれる。水芭蕉の近くには山菜の「あざみ」が群生していて、山菜採りが好きなお父さんが夢中になって「あざみ」を穫っていた。
時間が来たのでホテルに戻り、名物「またぎ飯」で食事。お父さんとニナはビールも。僕は運転手なので我慢。
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ぐるっと回って買い物をして夕方前に帰宅。
夜はご近所の通称「もつ小屋」でもつ大会。もつ焼はBBQっぽく七輪で焼くのだが、この時期はまだ津軽では寒くて屋外では開催できない。ご近所の名士の方が、なんともつ焼き大会を開催するだけのために、50人は収容できるプレハブ二階建ての小屋を建ててしまったそうだ。
ご近所の方も参加されての持つ大会。いつもながらとても楽しい時間。ワイワイ騒いで楽しく飲んで9時過ぎにはお開きに。いやあ楽しかった。
外は今夜もとても寒いが、昨日ほどではないようだ。それでも薪ストーブがないと寒くていられない。布団も真冬バージョン。
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今日の体重:93.6キロ(07年1月1日スタート時: 99.8キロ、4月末の目標: 92.8キロ、最終目標: 77キロ)
やりきる力:77日(走れた日の日数)/182日(トータルの日数) 出走率:.423(一昨々年の通算.477、一昨年の通算.279、去年の通算.548)
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【朝帰り/寝不足/フライ】
夜中に眠っていて寝返りをうった時に隣にニナがいないことに気づいて目が覚めた。時計を見ると1時半。外で飲むにしても平日にしてはちょっと遅過ぎる。携帯に電話してみると呼び出し音は鳴るものの出ず。
しばらく眠ろうとしていたのだが、段々心配になってきて2時半ごろに布団を出てオフィスにも電話してみるが誰も出ない。携帯にメイルを送っても返信なし。
結局4時半までずっと連絡が取れずにそのまま起きていた。4時半にすっかり酔っ払ったニナから電話があり大激怒。蒲田で飲んでいたとのこと。結局5時過ぎにふらふらと帰ってきた。
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ニナはぐーぐー寝てしまったがこちらは眠れずそのまま会社に行くことに。ジョギングも当然できず。これで今月の走行距離160キロの目標達成が難しくなった。がっかり。
僕が家を出る時間になってもニナはグーグー寝たままで、こちらも頭に来ていたので起こさずにそのまま家を出る。あー眠い。
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寝不足だが仕事は快調で駒込方面から良い話が舞い込んできたり。集中力も落ちずに夕方まで乗り切れた。以前は寝不足にとても弱い体質で、すぐに具合が悪くなったものだが、ジョギングで基礎体力がついたせいか今日はあまり辛くなかった。これは嬉しい進歩だなあ。
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夜は駅でニナと合流して自宅でフライ。朝の怒りは持続せず、あっさり仲直り。僕は怒っていてもそれが長く続かない。夜に怒っていても朝起きるとおさまっていることが多いし、朝怒っていても夜まで続かない。だって怒っているのって結構疲れるよね。
というわけで自宅で肉だの魚だの野菜だのをフライにして食べる。美味い〜。
ワインを飲んだらやはり寝不足の影響で眠くなり、さっさと寝てしまう。明日は走れるかな。
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今日の体重:92.8キロ(07年1月1日スタート時: 99.8キロ、3月末の目標: 90.0キロ、最終目標: 77キロ)
やりきる力:108日(走れた日の日数)/182日(トータルの日数) 出走率:.593(一昨年の通算.477、去年の通算.279)
【壮行会】
仕事はバタバタ。で夜も予定が入っているのでさらにバタバタ。自分が下っ端の間は夜の予定は参加できなければ断れば良いだけの話だが、立場が変わると、出ると決めたら出ない訳にはいかない集まりが多くなるので要注意だ。昼も夜も予定が固まってしまうと、逃げ場がなくなってしまう。
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というわけで昨日夜中過ぎまで飲んでしまい、今朝が心配だったが、寝る前にハイチオールCを飲んでおいたのが効いたようでまともな目覚め。やれやれ。
で、今日も昼は面接連発でバタバタ。で、夜はIさんとニナとで六本木のGolden BurningでIさんの壮行会。来月からも頑張ってくれよ〜。
比較的早めにお開きになるが、それでも10時過ぎ。もともとは明日も社長との飲みが入っていたのだが、仕事がまったく進まないのでキャンセルさせてもらった。自分が下の立場の場合はこれが出来るので助かる。
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今日の体重:96.8キロ(05年1月1日スタート時: 99.8キロ、4月末の目標: 96.0キロ、最終目標: 77キロ)
やりきる力:61日(走れた日の日数)/184日(トータルの日数) 出走率:.332(去年の通算10/22まで.477)
【朝の雨/オフィスが暑い!/宴会】
昨夜若干夜更かししてしまったが、歯を食いしばって5時15分に起きる。さあ着替えてジョギング、と思ったら、外は強い雨。えー、せっかく頑張って起きたのに。
ちょっとの雨だったら帽子をかぶって走ろうと思ったのだが、かなり雨脚が強くて諦める。気温もまだ低いので、風邪をひきそうだ。もうちょっと暖かくなったら雨でも走れるんだけどなあ。出走率5割は今日走れなかったことで厳しくなってしまった。やっぱり中盤に10日走れない日が続いたのが痛かったなあ。計画的にやらないとダメということだ。
テレビで昨日の尼崎での事故のニュースを見る。亡くなった方の数が70人を越えたようだ。心が痛む。事故原因については、運転手が大幅にスピードオーバーした状態でカーブに入ったとの情報があるが、どうなのだろうか。運転手の安否はまだ不明とのことだが、事情聴取は恐らくできないだろう。亡くなった方達のためにも、確実に再発防止してもらいたい。
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さて仕事。早朝ミーティングの後ミーティングや来客がパラパラと。いまオフィスのエアコンを取り替える工事をやっているのだが、そのせいでエアコンがまったく使えず、窓を開けても空気が入れ替わらず、蒸し風呂みたいに暑くなってしまう。今週末には工事完了の予定だが、それにしても暑い。
夕方からは今年度から新設された月次営業会議。S顧問がしきってくれて密度の濃い会議になった。
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夜は社長とS顧問と味彩で飲み。ビールの後は日本酒。S顧問が鶏の唐揚げを注文していたので、僕もつい食べてしまう。クリームコロッケも。週に二回は揚げ物OKにしているので、これが一回目。
8時半頃にはお開きになり、スーパーに寄って帰宅。ほろ酔い加減でついピーナッツを買ってきて、家でスコッチのソーダ割りを飲みながら食べてしまった。いかーん。酔っぱらうと自制がきかなくなってしまうなあ。食い意地が張ってて困ったもんだ。
ニナは同僚と飲みとのことで、帰ってくる前に眠ってしまった。
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今日の体重:93.2キロ(04年6月1日スタート時: 99.2キロ、4月末の目標: 92.0キロ、最終目標: 77キロ)
やりきる力:80日(走れた日の日数)/186日(トータルの日数) 走り率: .430
【月曜から飲み】
いつも通り6時過ぎ起床して軽くジョギング。玉子ご飯とバナナで朝食。コーヒー飲んで出勤。
仕事の後、社長に誘われて飲みに行く。嘉多蔵。日本酒飲みつつあれこれ。
9時過ぎに散会してタクシー帰宅。最近ちょっと濃い食べ物を食べ過ぎだなあ。ちなみに今日の昼飯はトンカツ。
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ジョギング36日目。
【「散歩のとき何か食べたくなって」/あちこちうろうろ/学芸大美登利】またしても無意味に早起き。6時頃に起きた。トイレに起きた時についMacに電源を入れてしまったのが敗因であった。洗濯したりゴミ出ししたり。土曜日にゴミ出しがあるってのはどうもイマイチ素敵じゃない。
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池波正太郎、「散歩のとき何か食べたくなって」を読了。
食べ歩きガイドの走りのようなグルメ本として刊行されたエッセイだとすると、この作品は既にガイドとしての存在から変質し、一種の文化・風俗の記録としての価値を顕し始めている。
そもそも古い本である。刊行されたのが昭和52年だから、執筆されたのはもっと前だろう。昭和40年代終盤から50年代初頭あたりではないだろうか。昭和52年と言えば、今から25年以上前のことである。
50代を迎えた著者が、自らの好きな店を脈絡なく紹介していくエッセイ。大正生まれの著者が紹介する店はどこも年季が入っていて、とてもゆったりしている。並木薮など今でも健在の店もあるが、ほとんどの店については僕は名前を聞いたことがなかった。もしかしたらこの本が出てから今日までの26年の歳月に飲み込まれ、閉店してしまったのかもしれない。
本が発行されたのは26年前でも、著者がここで紹介された店々を盛んに巡ったのはそれよりさらに10年、20年前のこと。それを思いながら読み進むと、時の流れが行間から見えてくるような気持ちになる。現代の猥雑なガイドブックとは一味も二味も違う、静かな本である。
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ニナと二人で昼前から外出。まずは昨日オープンした六本木ヒルズへ出かけ、Soup Stock Tokyoなるスープ屋さんで早めの昼食。僕はチキンと野菜のスープ、ニナは空豆のポタージュかな。大きなパンがついて950円ぐらい。高いような気がするが、こんなものなのかもしれない。テイクアウトして、広場で食べる。お味はなかなか結構。やっぱりこんなものなのかもしれない。
外は雲が切れて晴れ間が覗き、どんどん気温が上がっている感じ。観光客もずいぶん多い。
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人込みを避けて青山墓地方面に抜け、のんびりバスに乗って新宿へ。気温はますます上がって暑い暑い。まずは修理に出していた僕の靴を受け取る。家の近所に六本木ヒルズが出来ても、買い物はやっぱり新宿か渋谷まで出ないとダメみたいで、相変わらず不便というかやることがピンボケというか。
ニナも靴を買う。その後でニナへの誕生日のプレゼントがまだだったので、遅ればせながらパジャマをプレゼント。遅くなってすまぬ。
バスに乗り損ない、地下鉄で帰宅。
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夕方から再び外出。久々の学芸大美登利。Wさんによると、昨日真也さんが来たそうだ。ホタルイカやカツオを刺し身で頂く。あと、タコの卵「海藤花」も。美味い。久保田をちびちび飲みつつ堪能し、結構酔っぱらって店を出る。
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六本木ヒルズでトイレを借りて、スターバックスでコーヒー飲んでから帰宅。昨日の人出は大したことなかったが、天気がいいとやっぱりすごい人込み。早くブームが終わって静かにならないかな。
酔っぱらっていたせいか、9時半頃には寝てしまう。
喉の痛みはまだ居座っていて、ジョギングができない。今週はまだ一日も走ってない。週末にしっかり直しておきたいところだ。--
朝の電車の中で、紀田順一郎、「東京の下層社会」を読了。
明治から高度経済成長期まで存在した、東京のスラムについて書かれた本。
基本的には、明治から昭和にかけて書かれた、スラムや遊廓、それに女工などについての文献を紹介するという形式で書かれているが、出だしは強烈。明治後期にジャーナリストが浅草近辺や四ツ谷近辺に存在したスラムに潜入した記事の紹介なのだが、残飯屋の記述や木賃宿の劣悪な環境についての記述が凄い。残飯屋なる食い物屋が存在していたことも知らなかったのだが、その匂いの記述が具体的で強烈である。
時代が下り、昭和に入ってからは、切れ味が鈍るが、それでも女工の悲惨な扱われ方についての記事などは恐ろしい。つい数十年前までは、人間が人間をぼろ切れのように使い、病気や怪我で仕事が出来なくなると容赦なく捨ててしまうという環境が、この東京にも当たり前のように存在し、そういう女工が徹夜して作ったタオルや洋服を着て、人びとは暮らしていたのである。本としての品質はいまいちだと思うが、紹介されている内容は鬼気迫るものがある。
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午前中は情報システム関係のミーティング。サポート会社の技術者に、「DAT Autoloaderは遅いから、DLTにしましょうよ〜」と囁かれる。おいおい、今のシステムを去年提案してきたの、お前の会社だぞ、と返す。担当者は苦笑い。ディスクアレイも新しいのにしたいし、サーバの馬力も足りないし、お金がいくらあっても足りないなあ。
午後はミーティングが2つ。なんだかんだで7時頃まで仕事して、その後F君、Y君、Kさんと酒当番で飲み。週末だってんでガンガン飲む。閉店まで居座り、フラフラしながら電車に乗り込む。途中で何度か膝かっくんをやってしまい、前に座っている人に驚かれてしまう。すまぬ。
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さて、三連休だ。
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