月曜日の午前中に、体調が悪い、と言って早退し、火曜日も一日休んだ。で、僕が休みだった昨日出社してきて、唐突に辞めたい、と言ったらしい。
今日、彼はすでに机の中のものを整理したりしている。社長と部長に引き継ぎを行うらしいが、すでに心ここにあらずと言った雰囲気だ。
辞めていく人間を悪く言うのは何とも気分が悪いのだが、あまりにも無責任な辞め方ではないだろうか。せめて後任者が決まるまで踏ん張ることはできなかったのだろうか。
ウチの会社は毎年1月から3月までが戦争になる。今年も10月から爆発的に受注が増え、来年早々から一気に爆発する予定だったのだが、肝心の責任者がいなくなっては、営業はどうやって仕事をとってくれば良いというのだ。
敵前逃亡という言葉がぴったりの状況なのだが、僕にはどうして彼があそこまで弱いのかが、どうもうまく理解できない。確かに彼は入社してきてすぐに管理職に就いていて、かなりの重圧がかかっていたとは思うのだが、逆を言えば周りの人間はみんな彼よりもベテランなのだから、頑張ってやってみての失敗はアッという間にリカバリーできるのである。
ところが彼はいつも何もしないうちに頭を抱えてしゃがみ込んでしまい、誰かにそのことを責められるといつも逃げるように家に帰ってしまうのだ。
自分の弱さを認められるというのは確かにすごく大切なことだとは思うけれども、一番頑張って欲しい時にいつも逃げてしまっていて、「身も心も疲れ果てた」というコメントはどうしても納得がいかない。だって結局彼はいつもいなくなってしまうのだから。肉体と精神を疲れさせて彼の分まで働いた人達のことを少しは考えて欲しいと思う。家に帰って一人でいたらそりゃあ気も滅入るだろうし、ストレスも溜まるだろう。でも逃げ続けたって何も得ることはできない。どこかで開き直って、目の前にあるものを迎え撃つ姿勢を整えなければ、ずっと彼は追いかけられ続けてしまうのだと思う。
彼には奥さんもいて、家のローンもある。こんな風に逃げ出して、これから一体どうするんだろう、40歳を過ぎての再就職も難しいだろうに。
まあ、いずれにしてももう彼の顔を見る機会もあと数日なんだと思う。彼のことをうだうだ考えるのはもうやめて、どうやって来月以降を乗り切るかを考えた方が建設的なような気がする。
それにしても、、、、
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僕が何度か「ばかたれオヤヂ」扱いした会社の制作責任者が退職することになった。
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