鎌倉市大町の名越エリアにある「多福山 大宝寺」という日蓮宗の寺院に参拝してきたのでご紹介。
大町の名越地区を日蓮が布教活動の拠点としていたため、日蓮宗の寺院が多い。
この大宝寺もそんな日蓮宗寺院のひとつ。
山の麓に寄り添うように建てられている。
さっそくご紹介しよう。
多福山 大宝寺 基本情報
寺院名 | 多福山 大宝寺 |
---|---|
住所 | 神奈川県鎌倉市大町3-6-12 |
電話番号 | 0467-22-2973 |
創建年 | 文安元年(1444年) |
宗派 | 日蓮宗 |
拝観料 | 無料 |
駐車場 | なし |
ウェブサイト | Wikipedia |
大宝寺 御由緒
以下、Wikipediaからの引用。
境内地は「佐竹屋敷跡」と呼ばれる。佐竹氏の遠祖にあたる源義光(新羅三郎義光)は永保3年(1083年)の後三年の役戦勝は、日頃から信仰していた多福大明神の加護によるものとし、この地に多福神社を建てたと伝承される。その後、この地は源頼朝により、佐竹秀義へ与えられて屋敷を構え、代々佐竹氏の居館となった(佐竹隆義・秀義は、源義光を祖に持ち、常陸国北部に基盤を持っていた。最初、頼朝の下に参陣せず、秀義は富士川の戦い直後に征伐され、奥州に落ちのびた。文治5年(1189年)に頼朝に帰順し、奥州合戦で武功を上げたため御家人となる)。 応永6年(1399年)に佐竹義盛が若くして出家し多福寺を建立した。一旦、廃寺(大町の八雲神社に合祀)となった後、文安元年(1444年)に一乗院日出上人(本覚寺の開山でもある)によって再興された。その際、旧寺号を山号とし、多福山大宝寺と改名された。明応8年(1499年)に松葉ヶ谷妙法寺の日証上人により八雲神社から多福神を再び境内に勧請する。
大宝寺 地図とアクセス
JR鎌倉駅東口3番バス乗り場から名越方面行きで「名越」下車徒歩5分
最新!大宝寺 1回目の参拝レポート 2023年1月
参拝日
2023年1月21日(日)。
当日の様子
▲ 大宝寺にやってきた。
大町の住宅街、山に向かって行き止まりの路地の途中にあり、境内の奥は山である。
▲ 鎌倉市による説明書き。
▲ 境内では梅がチラホラと咲いていた。
▲ 本堂の奥は山が迫っている。
本堂の奥が山という構図は鎌倉の寺社仏閣に多いが、見かける度に土砂災害を心配してしまう。
▲ 本堂に向かって手を合わせる。
▲ 佐竹氏の祖先・新羅三郎源義光の墓。
▲ 境内にある多福稲荷は新しい。
▲ 多福稲荷の説明書き。こちらには「大多福大明神」と書かれており、平成12年(2000年)の記載がある。
この日のまとめ
静かな住宅地の奥、山に面した場所にひっそりとある大宝寺。
歴史深い寺院と新しい神社の対比が興味深い。
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。