9. 一度に1つだけやる
僕たちは高度な情報社会に生きている。
するとつい、僕たちはコンピューターのように、複数のことを同時にできると思い込んでしまいがちだ。
文章を書きつつメールの通知も出るようにしていると、メールが届いた瞬間に「メールが来た」と知ることができる。
これは一見マルチタスクで効率が良いことのように思えるが、実は文章を書いている集中力を奪われてしまっているに過ぎない。
「あれもこれも」と一度にやろうとすると、ストレスばかりが溜まり効率は落ち、精神状態も悪くなる。
人間はシングルタスクなのだ。
一度には1つのことに集中する。そしてそれが終わったら別のことに集中する。
2つのことを急いでやりたいのなら、時間を区切って1つずつ必死にやった方がずっと良い成果が出る。
いろんなことが気がかりだ、という人は、リストに書き出して、それを1つ1つ潰していけば良いのだ。
まとめ
人間は感情の生き物だ。
だからネガティブな気持ちに襲われることは仕方がない。
しかし、そのままネガティブな気持ちのままい続けるか、さっさと気持ちを切り替えるかは、僕たち自身の選択の結果なのだ。
いつもネガティブな人というのは、「ネガティブであり続ける」という選択を自分でしているにすぎない。
だからこそ、ネガティブでなくなりたいなら、ネガティブから脱出する技術を知っていれば良いのだ。
この本には、ネガティブから抜け出すための日々の習慣がぎっしり詰まっている。
僕も実践していることがたくさん書かれていて、やはり皆同じことをするんだな、と安心した部分もある。
ネガティブ脱出は技術である。テクニックである。
是非実践してみて欲しい。
目指せお気楽人間!(^-^)
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。