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凄かった!布袋寅泰30th Anniversaryライブに行ってきた!

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昨夜は有楽町の東京国際フォーラムで開催された布袋寅泰さんの30周年記念ライブに行ってきた!

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ナマ布袋さんはLAST GIGS以来22年ぶり!

BOØWYは僕の青春の代名詞。

高校時代にどっぷりはまり、BOØWYのコピーバンドをやったりしていた(ボーカル担当)。

この写真は高校の軽音楽部の「夏合宿」。真ん中の黒タンクトップが僕。今からは想像できない?髪形の問題(笑)?

 

 

当時仲良くしていた年上の友人としょっちゅう真夜中のドライブに出かけていたが、その友人がBOØWY好きで聴いたのがきっかけ。それ以来いつも友達の車に乗るとBOØWYをリクエストしていた。

中学2年の時に洋楽と出会ってからずっと洋楽一辺倒だった僕が久し振りに聞いた日本のロックバンド。そしてその魅力にとりつかれたバンド、それがBOØWYだった。

 

 

皆さんご存知のとおり、BOØWYは人気絶頂の1988年のクリスマスに開催された渋谷公会堂のライブで突然解散を発表。そして解散コンサートは完成した直後の東京ドームで翌年に”LAST GIGS”と銘打って開催された。

僕はもともと渋谷公会堂のライブに行きたくて仕方がなかったのだが、当時アルバイトで飲食店で働いていて、クリスマスの夜にバイトを休んで遊びに行くなんてことは許されなかったので、泣く泣くあきらめたのだ。

ところがそのライブでまさかの解散発表となり、LAST GIGSは何としても行かなければ、ということで、必死にチケットを取って、最初で最後のナマBOØWYを実現させた。

 

 

BOØWY解散後はヒムロックのことも布袋さんのことも実はあまり熱心にフォローしておらず、ベスト盤を聴く程度のお付き合いになっていた。

でも僕の中でBOØWYの存在は特別で、「BOØWYが復活ライブやるなら、たとえどんな大事な仕事があっても会場に駆けつける」と常に周囲に言っていた。

今年大震災の後で一瞬実現するかと思われたBOØWY復活だが、夢と消えてしまった。夢よいつか実現して欲しい。そう思っていた。

 

 

 

そして時はきた

友人の飯塚和秀さんは大の布袋さんファン(BOØWYファン)で、今回チケットが2枚ゲットできたからということで、僕に声を掛けてたくれた。

飯塚さんとはもう7年くらいのお付き合いなのだが、最初はサラリーマン時代に出入りのSI屋さんの技術担当者さんと客先企業の情報システム部門責任者という関係だった。

そのSIベンダーさんからは何十人もの担当者さんがやってきたのだが、飯塚さんだけが特別で、お互い仕事が変わってからもこうしてちょくちょく連絡を取ったり飲みに行ったりして、いつの間にかすっかり友達になっていた。

まだ僕らが仕事のお付き合いだった頃に、一度一緒にランチに行ったことがあって、その時に何かの拍子に音楽の話になり、僕がLAST GIGSに行ったくらいBOØWYが好きだったということを話したら、それを飯塚さんはずっと憶えていてくれて、貴重なチケットをゲットしてくれたのだ。本当に感謝です。

ちなみに飯塚さんは元役者からいきなりITベンダーに転職して大手企業で若いのにあっという間に部長になってしまったという異色の人物。

来年には本も出るようですので是非読んでみてください(^-^)。

 

 

今回布袋さんのライブに行くにあたり、最後にロック系のライブに行ったのはいつだろうと考えてみたのだが、思い出せない。

最近行くライブはえんちゃんさんのオタケビだったりジャズだったりで、小さなライブハウスで開催されるものばかり。

ホール級の会場でどかーんとPAが入って総立ちで、みたいなライブなんて、10年ぶり?いやいやそんなもんじゃないだろう。

多分、中野サンプラザにマルコシアスバンプを聴きに行ったのが最後のような気がするから、うっかりすると20年ぶりということになる。

 

 

そしていよいよ昨日、ライブ当日を迎えた。

 

 

入口で記念撮影。

 

 

Dreamin’で震え、No! New Yorkで泣いた!

ホールはステージが正面に見える一階席。すごく良い場所だった。

そしていよいよステージが始まる。

一曲目、いきなりBOØWYの代表曲の一つ、”Dreamin'”でスタート。全身に鳥肌が立った。

客席は一曲目から総立ちで、気づいたら僕もDreamin’を大声で唄っていた。

 

 

続いて2曲目はBOØWYの初期大ヒット曲”Image Down”、さらに次はBOØWYの最後のアルバムからのヒット”Marionette”と、怒濤のBOØWYラッシュでもうメロメロ。

さらにComplexの大ヒット”Be My Baby”へと続いていく。

 

 

僕は知らなかったのだが、布袋さんは来年2月1日で50歳だそうだ。

でも、ステージは半端なく攻める布袋さん。まったく年齢を感じさせない。というか、年齢を話題にすること自体が失礼というレベル。

今回凄いなと思ったのが、メンバーにサイドギターを置かず、全曲布袋さんが自分で歌いながらリフも弾き、もちろんソロも弾いていたこと。

MCはごく少なめで次々と名曲を演奏していく布袋さんに釘付けとなった。

 

 

あと結構激しく踊るシーンもあって、脚を大きく振り上げる「かかと落とし」のシーンがあったのだが、脚がまっすぐキレイに上がってメチャクチャかっこ良かった。

そして演奏のレベルももちろん凄かった。

特にドラムが凄いなあと思っていたら、これも飯塚さんが教えてくれたのだが、彼は元Blankey Jet Cityの中村達也だそうだ。Blankey懐かしいなあ。

 

 

布袋さんのソロの曲は知らない曲も結構あったのだが、とにかくステージ上の布袋さんはじめメンバーのモチベーションの高さというか「気」の塊のようなものが僕らにバンバンぶつかってくる感じで、音と気のシャワーを全身に浴びているようで心地良かった。

途中2曲インストのナンバーがあったのだが、そのうちの1曲は今井美樹の大ヒット「PRIDE」のギターバージョン。これも良かったなあ。あまり布袋さんの「泣きのギター」って記憶になかったんだけど、素晴らしかった。

 

 

そして最後の曲が終わり、アンコール。

一曲目は再びBOØWYのナンバー、”NO! New York!”

この曲で完全にノックアウトされた。会場が揺れて、一緒に唄っていたらホントに涙が出た。隣の飯塚さんも「泣きました」とのこと。凄かった。

 

 

ライブが終わって時計を見たら21時50分。2時間50分も経っていたのか!とビックリ。9時くらいかと思っていた。まさに時間を忘れたよ。

そしてライブの後は感激の余韻を肴に終電まで飲んでから帰宅。

いやー楽しかった!

 

 

一夜明けて

今朝起きてもまだ感動している自分がいる。

体中に強く高いエネルギーが詰まっている感じ。会場にいた何千人もの人にこんなにたくさんのエネルギーを届けてしまう布袋さんは凄い!

 

 

あんなにポジティブでクリエイティブで華やかで。

あんな50歳になりたい。心から思った。

そして、もうちょっとちょくちょく音楽や映画に触れに出かけてもいいかな、と思うようになった。

僕が何故ライブに行かなくなったかについては、気が向いたらいつか書くかも。

 

 

 

昨日のチケットはScanSnapでスキャンしてEvernoteとFlickrにアップ。今はこういう便利ツールがあるからイベントの思い出は永遠だね(^-^)。

 

 

by カエレバ

 

 

by カエレバ

 

 



 

 

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