石川グルメ情報

鮨 みつ川 訪問レポート 〜 金沢 ひがし茶屋街のミシュラン一つ星寿司店!繊細なお任せフルコースが素晴らしかった!! [金沢グルメ8]

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金沢のひがし茶屋街にある、ミシュラン一つ星獲得のお寿司屋さん、「鮨 みつ川」に行ってきたのでご紹介。

鮨 みつ川にお邪魔するのは今回で3回目。

初回はちょっと残念な面も感じたのだが、前回ランチ訪問して素晴らしく、好きになった。

そして今回もランチでの訪問。

今回も前回以上に素晴らしかった。

毎回どんどんレベルが上がっているように思う。

さっそく紹介しよう。

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鮨 みつ川 訪問レポート 〜 金沢 ひがし茶屋街のミシュラン一つ星寿司店!繊細なお任せフルコースが素晴らしかった!! [金沢グルメ]

お店の外観

▲ 金沢きっての名所の一つ、「ひがし茶屋街」にお店はあるのだが、これがめちゃくちゃ奥まった場所にある。

裏路地のS字クランクの途中。

地図アプリなしではまず辿り着けないだろう。

お店情報

店名 鮨 みつ川 (みつかわ)
住所 石川県金沢市東山1-16-2
電話番号 076-253-5005
定休日 水曜日
営業時間 12:00~14:00
17:00~22:00
予約の可否・必須かどうか 予約可
クレジットカード カード可
席数 カウンターのみ8席
駐車場 なし
開店日 2010年5月
ウェブサイト 公式サイト

地図とアクセス

橋場町バス停下車、徒歩約4~5分。

訪問レポート 1. 2018年10月

利用日と利用シーン

2018年10月1日(月)のランチ 12:30から2名にて。

一週間ほど前に電話で予約。

当日の様子

▲ まずは生ビールで乾杯。

お昼はつまみと握り、または握りのみから選べる。

この日は予約時に「つまみと握り」でお願いしておいた。

ちなみにこの日座ったのは、「L字」カウンターの一番右端。

つまりこの席は大将の背中しか見えない席だ。

恐らく席順は決めておらず、入店順に大将の前から順に並べていくのではないかと思う。

僕らは12時30分入店でこの日の客としては最後の入店だったため。

この配置は最初に夜に1名で来たときと同じなのだが、やはりこの席は好きになれないなぁ。

お店の広さの問題が大きいのだろうが、作ってくれる人の背中しか見えないというのはどうも好きになれない。

まずはおつまみ 秋の味覚がいっぱいで全部美味い!!

▲ おつまみがスタート。

まずは秋の味覚、いくら。

出汁の風味が絶妙のバランスで、ツブツブが際立ち、美味い!!

 

▲ 煮だこもしっとり、柔らかく、しみじみ美味い。

 

▲ イワシのつみれ汁。

 

▲ サバも脂が乗って素晴らしい。

 

▲ 冷酒をいただく。加賀鳶。

 

▲ アナゴの串焼き。

香ばしい薫りが口のなかいっぱいに広がる。

至福。

 

▲ 続いてはこれも秋の一品、サンマの炙り。

 

▲ いやあ美味い。素晴らしく美味い。

 

▲ 太刀魚。

ランチにしてはかなりの品数のおつまみが出る。

 

▲ 鯛のアラ。

上品な出汁で炊いてあり、身がぎゅっと締まっていてこれまた抜群に美味い。

ゆず胡椒が添えられているのだが、意外な組み合わせがまた素敵。

握りも秋の色彩で素晴らしかった!!

▲ ここで握りに移行。

まずは鯛。

煮切りと米、酢、ネタのバランスの統一感が素晴らしい。

ビシッと味が決まっている。

 

▲ アカイカ。

細切りにしたイカと大葉を刻んだものを一緒に。

 

▲ これが抜群に美味かった!

甘エビ。

海老の大きさと鮮度も最高だったけど、やはり握りとしての一体感が凄かった。

こんな甘エビ東京じゃ食べられない。

 

▲ サワラの炙り。

ふわっと仕上がる。香ばしく仕上がる。

 

▲ 東京では食べられないシリーズ。

バイ貝。

爽やかな甘味がたまらない。

 

▲ マグロ。

美しき切り込みに豊かに染み入る煮切りかな。

 

▲ コハダもしっとりして身もしっかり。

 

▲ すごく肉厚のアジ。

このタイミングでアジを持ってこられる展開がなかなか素晴らしい。

 

▲ 豆腐が入ったお味噌汁。白みそ。

 

▲ これも東京では出てこないシリーズ、万寿貝。

個人的にはハマグリより万寿貝が好きかも。

甘いツメとともにこっくりいただく至福。

 

▲ アナゴ。今日もやっぱり僕のあなごは皮が表になっていて、ご一緒した女性のあなごは皮が裏になっていた。

これ、なんか意味あるのかな?

 

▲ 北海道のエゾバフンウニ。

 

▲ ノドグロの手巻き寿司で〆!

これ、弟子のくら竹さんも同じことやってるね。

スタッフの対応

丁寧に対応していただけて満足。

お会計

一人約16,000円程度(税込)。

余談 鮨 みつ川は六本木ヒルズに進出!!

以前から噂には聞いていたのだが、2018年11月29日に鮨みつ川が東京の六本木ヒルズに進出するとのこと!大将から直接聞いたので間違いない。

金沢のお店も残り、お弟子さんが担当されるとのこと。

いやあ、これは楽しみだ。

まとめ

鮨みつ川、3回目の訪問だったが、今回も素晴らしかった。

最初に来た2016年よりも明らかにレベルが上がっていて、毎回どんどん進化している感じ。

派手ではないし、大将も寡黙なのだが(もうちょっとニコニコしてくれたら嬉しい)、お料理は本当に素晴らしい。

六本木に進出したら、速攻で行きたいと思っている。

みつ川、素晴らしかった!!

レポート2. 2016年6月

2016年6月 富山・金沢・能登への旅 金沢編。

旅の一つ前の記事はこちら

2016年6月 北陸旅行記 目次

ランチとその後ワインを楽しみ、一旦ホテルに戻り、昼寝したり仕事したりして夕方まですごし、夕方に再びひがし茶屋街を目指す。

この日の夜は、一人で金沢寿司店新規開拓。

もともとは、大好きな乙女寿司に行こうと思っていたのだが、なんと予約でいっぱいで入れず。

でも、そのお陰で、この「みつ川」に新規開拓でお邪魔できることになり、結果オーライ。

乙女寿司もみつ川も、ミシュラン一つ星獲得の名店である。

さっそく紹介しよう。

鮨 みつ川 〜 金沢 ひがし茶屋街のミシュラン一つ星寿司店!繊細なお任せフルコースが素晴らしかった!! [2016年6月 北陸旅行記 その28]

▲ やってきました、鮨みつ川。

ひがし茶屋街のちょっと裏道の角にある。

事前に調べておかないと、分かりづらいかも。

 

▲ カウンターに通され、まずはビールで乾杯。

入店時、僕の他に一名のお客さん。

カウンターが「く」の字、または「L」の字になっていて、僕ともう一人のお客さんが端と端に座っている。そして僕が座っている側のカウンターの距離が結構長い。

そして、ご主人の仕事場は、完全にもう一人のお客さんの方を向いている。

つまり、僕はずっとご主人の背中を見ながら食事をすることになった。

この雰囲気はちょっとあまり好きではない。どうしてこういう構造にしたのだろう?

もう一人のお客さんは常連らしく、ずっとその人とカウンター越しに話していて、僕のところには料理を出すときだけやってくる感じ。

そしてお客さんが少ないため、若い衆が二人フロアにずっと立っているのだが、これがちょっと見張られているみたいな雰囲気。

ちょっと出ばなを挫かれた感じ。

 

▲ 気を取り直してお料理。

まずは空豆とコノワタ。

訪問したのは2016年6月上旬。

季節を感じさせる一品でスタートだ。

 

▲ お造り。

アイナメ、シマエビ、アカニシガイ、アカイカ。

シマエビとアカニシガイは、東京では滅多に見ないネタだ。

 

▲ マナガツオの西京焼き。

繊細な風味が素晴らしい。

 

▲ サヨリのごま酢かけ。

このサヨリも優しい風味が繊細で美味かった。

 

▲ そして一転してすごいインパクトだったのが、蒸しアワビ。

肝ソースがどっしりと強くてパワフル。

でもアワビの存在感を消すことなく、見事なハーモニー。

 

▲ 鯖の塩焼きに小柱が乗っている。

 

▲ そしてノドグロの酒蒸し。

ノドグロの強い脂が蒸されてほどよく落ちて良い感じだ。

 

▲ そしてここから握りに移行。

まずはヒラメ。

初夏のヒラメは爽やか。

 

▲ 続いてはアカイカ。

すごく細かく包丁が入っていて、そこに大葉が混ぜ込んである。

これはビックリの仕事。

風味が際立って夏らしい。

 

▲ カツオはスモークしてありネットリと力強い。

 

▲ サワラの炙り。香ばしい。

 

▲ 甘エビ。

ねっとりと絡みつくような風味。

これはなかなか東京では食べられない。

 

▲ ミル貝。

 

▲ マグロの赤身はしっとりと。

 

▲ コハダ。強めの〆でスッキリと。

 

▲ アジは脂が乗り切っていて、もはや鯖のような風味。

 

▲ そしてパリパリの穴子。

金沢のお寿司屋さんでは、鰻が出ることが多いので、穴子は珍しい。

 

▲ ウニ。

 

▲ 平貝の入った手巻き寿司。

 

▲ そして〆は煮ハマグリ。

穴子ではなく、ハマグリに甘いツメを使ってくるのが面白い。

 

▲ 最後は玉子焼でフィニッシュ。

まとめ

ミシュラン一つ星のお寿司フルコースを満喫した。

最初の居心地悪さは、やがて他のお客さんが入店して来たことで徐々に解消したが、やはりお客がご主人の背中を見ながら食事をする、というのは、どうも居心地が悪い。

一見だから仕方がないのかもしれないが、その辺りのホスピタリティは弱めだったかも。

お料理のクオリティは抜群だったが、全体の評価としては、僕は乙女寿司の方が好みかも。

これはもう、レベルの違いではなく、完全に好みの問題だと思う。

次回は秋から冬にかけての季節に、大将の目の前の席で堪能してみたい。

旅の続きの記事はこちら

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変更履歴

2017年3月14日 コンテンツを公開しました。

2018年10月2日 2018年10月訪問レポートを追記し、全体をリニューアルしました。

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