12年連用 思うこと(独酔亭日乗)


1月7日

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2008年1月7日(月) 晴れ

【5キロ/二度目の仕事始め/メガたまご】

5時半前起床でジョギング。気合いを入れていきましょう。5キロを37分。この時期走り始める時間はまだ真っ暗。戻って来る頃になってようやく東の空に少しずつ色がついて来る感じ。冬至は12月22日に過ぎたが、朝の日の出の時刻はその頃よりも遅くなっている。その分夕暮れが遅くなってるんだね。

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仕事。4日も出勤したのだが、2/3ぐらいの人が休んでいたので改めて仕事始めである。今年も一年頑張るぞ。

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夜はニナ残業につきマクドナルドでメガたまごを買ってきて食べる。たまごダブルマックが好きなのでこれを買うのだが、メガじゃなくていいなあ。多すぎる。

夜も気合いを入れて作業。どんどん手を入れたい部分が増えて困る。終わるのか?

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お風呂の中で村上春樹著「沈黙」を読了。今年3冊目。

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今日の体重:94.6キロ(07年1月1日スタート時: 99.8キロ、1月末の目標: 93.8キロ、最終目標: 77キロ)

やりきる力:30日(走れた日の日数)/74日(トータルの日数) 出走率:.405(一昨々年の通算.477、一昨年の通算.279、去年の通算.548)




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2007年1月7日(日) 晴れ

【外苑8キロ/カーヴ・エスコフィエ/プレゼント交換】

7時過ぎ起床。昨日カナダのタカちゃんと久し振りにたっぷり話して飲んだせいか、大学時代から大学卒業後の翻訳の専門学校時代のことなどが夢に出て来てしばし感慨に浸る。思えば遠くにきたもんだ。あの頃に出会ったさくさんの人達は今どこでどうしているだろうか。一緒にバイトした仲間達にまた会いたいなあ。

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眠っているニナを起こさないように着替えてジョギングに出る。一昨日、昨日と短い距離しか走れなかったので今日は長く走る。芋洗坂〜六本木交差点〜旧防衛庁前〜青山一丁目交差点〜絵画館前〜外周道路を一周〜ベルコモンズ前交差点〜笄川暗渠脇〜西麻布二丁目〜墓地下〜山田屋まんじゅう〜Zaboo〜六本木六丁目交差点という感じ。8キロ72分。良く走った。

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昼前からニナと外出。去年のクリスマスプレゼントをお互いにまだ買っていなかったので、銀座に買い物に出る。で、せっかく銀座に出るのだから、普段と違うランチを食べようということで、ニナが探してくれたフレンチに行ってみる。

銀座六丁目の「カーヴ・エスコフィエ」というお店。もともと五丁目に「エスコフィエ」というお店があり、その姉妹店のようだ。エスコフィエに比べるとカーヴは「ワインレストラン」と書かれており、カジュアルな感じだそうだ。

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一応予約をして行ったのだが、時間が休日にしては早めだったせいか奥の一番良さげなテーブルに通してもらう。お店は決して豪華という感じではないが、きちんと手入れが行き届いていてさっぱりしており気持ちが良い。

で、ロゼのスパークリングワインがお薦めとのことでそれをグラスで頂く。ソムリエが熱心に薦めてくれたもので、シャンパンではないが同等のクラスのという説明通り、とても美味しかった。ロゼのシャンパンなんて高くて飲めないもんね。ちょっとお得だったかも。

注文したコースは前菜一品、魚、肉、それにデザートもつくフルコース。これで3,900円はお買い得かもしれない。前菜の前に1月7日だからということで七草粥が振る舞われる。とてもシンプルな普通のお粥で、クルトンが上に乗っていておかしかった。

で、続いて前菜。僕はお肉のパテを、ニナは鰊のマリネを。パテは予想を超えるボリュームでビックリ。で、またお肉の感じがとても良い。ピクルスとオリーブと一緒に口に運ぶともう最高。麻布十番のLa田村のパテを思い出すなあ。ニナのマリネも一口もらったが、バシっと酢がきいていて、マスタードマヨネーズと赤胡椒とバッチリ合っていて美味しい!。

フランスとスペイン国境地域の白ワインをグラスで頂きつつ魚料理。ソイという魚のグリエ。スズキなんかよりこってりした白身の魚で、赤ワインの濃厚なソースに良く合う。ソイなんて魚は初めて聞いたが、帰宅後食材図鑑を見てみたところ、メヌケ(アカウオ)の仲間のようだ。これも美味いなあ。このお店、当たりかも。

肉料理の前に赤ワインも勧められたのだが、空きっ腹にスパークリングワインなんか飲んでしまったためこれ以上飲むと買い物に行きたくなくなりそうだったのでお断りする。夜だったら飲んでたなあ。で、肉料理は鹿のフィレ肉。5種類のハーブソースにガツンとインパクトがあり、鹿の野生の匂いをうまく包んでいる。鹿肉はパサつきやすいものだが、今日のは見事に柔らかく仕上がっていて大満足。デセールはニナにはアンズのケーキと柿のソルベ、僕にはガトーショコラと抹茶のアイスクリーム。

僕らはあまりフレンチのお店をたくさん知っている訳ではないし、数もこなしてはいないのだが、ひょっとしたら今まで行ったフレンチのお店の中で一番美味しかったかもしれない。今度は是非夜に来てみよう。本当に美味しかった。ごちそうさまでした。

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食事の後はプレゼント交換会。まずは三越に行ってニナのアクセサリーを買う。小さな石がついたネックレス。僕は革のシステム手帳を買ってもらった。システム手帳は今回のもので三代目。大切に使おう。

アップルストアを横目で眺めつつ地下鉄で帰宅。

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夜は自宅で昨日のきりたんぽの残り。きりたんぽのおつゆって何かに似ていると思ったらお雑煮のおつゆと同じ味だね。ということでお餅も投入して食べる。やはり美味い(笑)。

食事の後はニナに買ってもらったシステム手帳をいじくり回す。

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ああ、去年は今日から金沢に旅行していたんだなあ。乙女寿司のお寿司は本当に美味しかった。今年も行きたいけど、先月のパラオ旅行で旅行用の貯蓄を使い果たしたからなあ。早く貯金してまた行かねば。

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今日の体重:99.8キロ(07年1月1日スタート時: 99.8キロ、1月末の目標: 97.0キロ、最終目標: 77キロ)

やりきる力:20日(走れた日の日数)/74日(トータルの日数) 出走率:.270(一昨年の通算.477、去年の通算.279)


2006年1月7日(土) 晴れ のち 雪

【雪の金沢へ/「乙女寿司」の衝撃】

5時半の目覚ましでもんどりうって起き出して支度。今日から二泊三日で金沢に旅行するのだ。

ニナも起きてきてせっせと支度をして、7時半前に出発。東京は雲一つない好天だが、天気予報では金沢は今日も雪とある。この冬は12月中旬から日本海側は豪雪となっており、今回の旅行も多少不安ではあったのだが、ネットで情報収集してみたら、飛行機もきちんと飛んでいるようだし、何とかなるだろうということで決行することにした。

電車を乗り継いで羽田空港へ。三連休初日の朝の割にはあまり混んでいない。やはり正月休み直後だからなのだろうか。

ほぼ満員の乗客を乗せ、定刻通りに飛行機は飛んで、大して揺れることもなく無事小松空港に到着。飛行機で上空から見ると、日本海側に延々と雲が連なっていて、ああ、これが雪雲なんだなと実感してみたり。小松はもちろん雪は積もってはいたが、降ってはおらず、まったく問題なく定刻通りに到着。ホッと一息。

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空港から高速バスで金沢市内へ。途中から雪が降ってきて、バスを下りると結構盛大に降っている。香林坊の目抜き通りの歩道もかなり雪が積もっている。正月飾りがあちこち残る中を歩いてまずはホテルに荷物だけ預け、昼飯を食べる場所を求めて武蔵が辻に向かう。

近江町市場に着いて、ぐるっと一回りして昼ご飯の場所を検討した結果、「海酸漿」(うみほうづき)という名前の天ぷら屋に入る。市場の入り口すぐの、非常に庶民的な店。ニナは天丼、僕は天ぷら定食。衣がかりかりしていて、タレが薄味の天ぷらであった。時間が早かったせいで、客は我々のみ。暖房が直撃して難儀したが、なかなか美味かった。

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食事を終え、武蔵が辻のエムザで手袋を買ってから、雪の中散歩に出る。香林坊の裏手の長町の武家屋敷方面をぐるぐる歩く。表通りはまだしも、裏道に入ると雪がかなり多くて歩きにくい。雪がぶわーっと降ったかと思うと陽が射してきたり。武家屋敷の一帯は観光客向けに除雪が丁寧にされている。

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ぐるぐる歩き回ってくだびれてホテルにチェックイン。今回の宿は尾山神社の真向かいの「金沢ニューグランドホテル」。

ホテルに戻ってこの後の作戦を立てよう、と言っていたのに寝不足と暖かい部屋に入ってホッとしたのとで眠くなり、そのまま昼寝してしまう。

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4時過ぎに起き出す。目が覚めるとニナも眠っていた。今回はニナのノートPCを持ってきていて、部屋にLANが来ているので、ネットも駆使して夕食をどこにするかを検討する。前回の金沢旅行では寿司を食べなかったので、今回は是非と思っていて、ネットとガイドブックであれこれ検討した結果、レストランガイドで一番スコアが高かった「乙女寿司」に行ってみようということで、予約の電話を入れる。

すでに予約が一杯で、5時から7時なら何とかと言われ、慌てて支度をして外出。歩いて片町まで行くとかなり時間がかかるので、タクシーで。乙女寿司は片町の歓楽街の中にある。周囲は一杯飲み屋やカラオケ、それにキャバクラのような店が連なっている中で、入り口に小さいながら日本庭園があったりして、なかなか風情がある入り口。開店と同時に店に入る。

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落ち着いた感じの店内はまだ客は我々だけ。カウンターは座席の間隔がゆったりしていて有り難い。にこやかな大将は三十代後半といったところか。リラックスした雰囲気の中お任せでつまみをお願いする。

最初に出てきたブリの背中の刺身でもうノックアウト。こんな美味いブリは初めて食べた。その後続々と出てくる刺身はどれも素材が良いうえに繊細で、驚くばかり。梅貝はツブ貝に似た食感だが甘みが強くスダチと良く合う。白子のポン酢は湯通ししない生の白子が出てくるのだが、これが甘くて奥行きがあり、ポン酢も優しく滑らかで感激。こちらの食べるスピードとお酒の進み具合に合わせてつまみを調整してくれ、ありがたい。

鯖はまんまるに太っている。こんな丸い鯖は見たことがない。ネタはガラスケースではなく、白木の箱に整然と並べられていて美しい。甘エビは東京では余り美味しいと思わないのだが、名前の通り甘くてぷりぷりしており、これが本当の甘エビの味なのかと実感。日本酒はこれも地物の能登誉。スッキリしていながらも軽やかな香りで嬉しくなる。

握りは日本海でとれたマグロの中トロからスタート。さっきの感激が忘れられず、ブリと鯖をお任せの中に入れてもらうと、ブリは今度は背中ではなく腹の身で。脂の乗り方がまったく異なり、風味も違うのだが、これがまた美味い。シャリもスッキリしていつつ、しっかり自己主張しており、口の中ではらりとほぐれる。鯛の昆布〆はきっちりしていながらもキツすぎず、香箱ガニの軍艦巻きは脚の身と味噌を和えていて何とも風味が良く、我々が到着した後で市場から届いたボタン海老は今まで経験したことがない歯ごたえ。大将は「まだ生きているぐらいなので、甘味が足りないかも」とのことだったのだが、口に入れた瞬間に口中に複雑な滋味と甘味が広がっていく。海老ってこんなに甘いものだったのかと驚嘆。

〆でネギトロ巻きと玉子焼きをお願いすると、金沢では玉子は厚焼きではなくだし巻きが一般的とのことで、若い衆が焼いてくれる。これがまたふわふわで甘すぎず、とても美味しい。はふはふと味わって終了。

すっかり満足する頃には、店はいつの間にか超満員。お客はほとんどが地元の人達で、観光客らしい人は我々以外ほとんどいない。満員になっても大将以下誰もバタバタと慌てたりピリピリしたりすることがなく、ゆったりと時間が流れている。女将さんが外まで見送りに出てくれ、再訪を約束して店を出る。金沢では、「ようこそ」を別れの挨拶で使う。恐らく、「またどうぞ」というぐらいの意味なのだろうが、これが新鮮で嬉しい。

いやあ驚いた。こんなに美味しいお寿司が食べられるとは思っていなかった。素材が良いことは当然予想していたのだが、仕上げの繊細さ、シャリのレベルの高さ、店のホスピタリティの高さなどは、僕が今まで行った店の中でもベスト3に入るほどだったと思う。次回もまた是非来よう。絶対に来よう、と誓いつつ、片町の歓楽街を抜け、香林坊方面に向かう。

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大満足して店を出て、香林坊から尾山神社に向かって歩く。相変わらず雪が降ったり止んだりで、気温が低くてとても寒い。表通りや観光客向けに除雪されている場所以外はかなりの積雪である。尾山神社の門前の飲屋街で写真を撮ると、雪の多さが良く分かる。赤提灯が何ともいえない。

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前回金沢に来た際にも立ち寄った「York」というジャズ喫茶兼バーに立ち寄り、バーボンをちびちび飲みつつ暖を取る。ここも完全に地元向けの店。ちゃらちゃらしないがしっかり気を配ってもらい、チャーリーパーカーのレコードを聴いて暖まる。

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降り続く雪の中を再びうろうろし、冷えきってホテルに戻る。お風呂にお湯を張って足湯などしてとりあえず回復してから、部屋でちびちびとウィスキーを飲む。

ホッとしたら眠くなってしまい、思いのほか早く眠ってしまう。雪国ではどこでもそうだが、部屋の中は、のぼせてしまうほど暖かい。

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今日の体重:--キロ(05年1月1日スタート時: 99.8キロ、1月末の目標: 98.0キロ、最終目標: 77キロ)

やりきる力:29日(走れた日の日数)/77日(トータルの日数) 出走率: .377(去年の通算10/22まで.477)


2005年1月7日(金) 晴れ

【少しだけ余裕/変化】

いつも通り5時20分に目覚ましで起きるが、やはりまだ風邪が抜けていない。一昨日ジョギングしたのが良くなかったか。とりあえず二度寝してみる。

ちょっとだけウトウトし、6時頃に起き出してしばらくぼんやり。先日買ってきたStudioMX本をぱらぱらめくったり、テレビのニュースを見たり。朝食は解凍したご飯の上にニシンの昆布巻きとちりめんじゃこ、それに梅干しを乗せて食べる。これが本当に美味いのよ。コーヒーも飲む。

通勤時間が短いので、通勤時間だけでは読書時間が確保できない。今年は最低でも50冊は本を読もうと決めたので、ちまちまと時間を見つけて読んでいる。今は司馬遼太郎の「坂の上の雲」。まだ第二巻なんだよな。今週中に第二巻を読み終えるつもり。

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仕事。昨日できなかったVisioを使っての書類作成をしたいのだが、なかなかそこまでたどり着けない。今日からまた新入社員が二人加わり、オフィスの机はずいぶん埋まって来た。一時期はガラガラだったから、これだけ人数が増える体制になってきたかと思うと、ちょっと嬉しい。

午後になると少しだけ余裕が。で、さっそくVisioで書類作成。さくさく進み、社長に提出。来週早々この件でミーティング。フローチャートとか組織図を作るのにはとても便利だ。

その後幾つかミーティング。ついに情報システム部が部署として正式に発足することになり、キックオフミーティングなど。ううう、涙が出るほど嬉しいよ。あと、社内ウェブの担当も決める。少しずつ体制が整いつつある。もうちょっとだね。

誰も使っていないMacを僕の机の脇に持ってくる。G4。で、あれこれ設定して、会社のウェブの更新がサクサク進むように、誰でも触れるようにする。よしよし。

夜は残業して別の書類を作成。いやー、この書類を作成という作業がここ数ヶ月全然できなくて困っていたんだよ。やっと少し余裕が出てきて嬉しいよ。

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ニナが風邪でダウンしているので今日はまっすぐ帰宅。途中フードマガジンでお惣菜を適当に買って帰り、赤ワインを飲みつつのんびり過ごす。でもまだちょっと風邪っ気が抜けないなあ。三連休中にしっかり直さなければ。

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今日の体重:94.2キロ(04年6月1日スタート時: 99.2キロ、1月末の目標: 89.0キロ、最終目標: 77キロ)

やりきる力:40日(走れた日の日数)/77日(トータルの日数) 走り率: .519


2004年1月7日(水) くもり
【静かに生活/図書館】

6時10分起床。この前4日だか5日だか禁酒した時は眠りが浅くて困ったのだが、今回は運動しているせいか、全然気にならない。確かに酒を飲んでいる時に比べると、眠りへの入り方は緩やかだが、一度眠ってしまった後は朝まで目も覚めないし、夢も見ない。アルコールの利尿作用がない分、トイレに行きたくなって目が覚めることがなくて快調かも。

で、ジョギングは今日も2.5キロ。昨日と同じ櫻田神社〜有栖川公園〜仙台坂上〜一本松コース。2.5キロだとバリエーションをつけにくくて、つい毎日似たようなコースになってしまう。5キロあると、かなり勝手気ままに走れるのだが。

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仕事。午前中は天王洲でミーティング。久々にtaitoさん登場。ははは←なんなんだ、この笑いは。

午後は面接が1ケ。それからミーティングが1ケに来客が1ケ。今週から期間限定でウェブデザイナーに派遣で来てもらっているのだが、実力を思い知る。やっぱりプロは違うなあ。

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ニナは残業なので僕が先に帰宅。帰り道に区立の図書館に寄り、麻布関連の本を6冊ほど借りてきた。閲覧室は結構人がたくさんいた。会社帰りにぶらりと図書館ってのもいいなあ。

夕食は今日も僕が作る。ニナが年越し蕎麦の時に作ったつゆを活用してうどんを作る。借りてきた本が読みたかったのでかなり適当に。でもそれなりに美味しくできた。

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ニナ帰宅後に今日もウォーキング。今日は三田小山町〜綱町〜麻布新堀町〜本村町みたいな感じで1時間。


2003年1月7日(火) くもり
【速攻筋肉痛/門松よさようなら/ようやくゴミ出し】

昨日は引っ越してから初めてジョギングしたのだが、時間の感覚がイマイチで、帰ってきてからバタバタしたので今日は10分早く起きて走ってみた。家を出るときに、水商売系のお姉さんが仕事帰りでエレベーターに乗るところに出くわす。きれいだけど顔が疲れていて、大変なんだな、と思った。

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家に戻ってスクワットを10回したら、速攻で筋肉痛になった。たかが10回で筋肉痛とは情けない限り。ケロおんスクワットならぬ、ニナおんスクワットの道はまだ遠い。

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今日は風呂とトイレ掃除の日。朝は自分がシャワー浴びてすぐに風呂桶だけは掃除したが、風呂場とトイレまでは手が回らず、社長と部長と飲んだ後、帰宅してから掃除。makiさんが引っ越しの時にくれたデッキブラシでタイルをゴシゴシやったら、曇っていたタイルがピカピカ光り出してとてもいい感じ。トイレもぴかぴかに磨いた。

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仕事で外を歩いていたら、門松が捨てられていて、ああもう正月も終わりなんだと実感。でもドラム缶の中に門松を逆さに突っ込むってのはあんまりじゃないだろか。

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帰宅後は可燃ゴミをマンション内のゴミ置き場に出す。年末のゴミをようやく出せて少しスッキリ。江戸時代は年末の大掃除は12月13日だったそうだが、現代では大晦日まで何かとバタバタしている訳だから、新年最初のゴミ出しは、なかなか盛大である。

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眠くて仕方がない。今日は早く眠ろう。

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堀内さんが正月に飲んでいた「石田屋」という日本酒は、どうやらとてつもない逸品のようだ。皇太子殿下ご愛飲だそうで、宮内庁関係が買い占めちゃったりも、過去にはしたこともあったらしい。


2002年1月7日(月) 晴れ のち くもり
眠い目を擦り、歯を食いしばって5時半起床。で、ジョギング。5キロ48分。またしても、走っている途中でトイレ(大)に行きたくなり、ひーひー言いながら何とか無事戻ってきた。やっぱりコース中に明け方でも入れるトイレ(公衆便所とか)がある場所を入れておかないと、おちおち寝起きに走れないな。

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仕事は初日から結構大変。というか、僕が精神的に辛いから大変だと思ってしまうのだろう。自分が大変じゃないように持っていけば、もっと楽になれるのかもしれない。ここに愚痴を延々と書くのは、3年前に卒業しちゃったし。

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仕事の後、Y君を誘って軽く一杯。Y君も僕も酒好きなので、二人で飲みに行くとたいてい遅くなるのだが、今日はお互い自制して、9時前に店を出た。えらいぞ。

帰宅後は年末に導入したエレクターの机(自分で設計した)に座り、耳栓をしながら日記書き。耳栓は初めて試してみたのだが、すぐ脇でニナがテレビを見ていてもまったく聞こえない。外部からの音が遮断されている分、自分の息遣いや血液の流れが感じられてちょっと不思議な感じ。でもこれなら狭い部屋で二人でやりたいことやっていても辛くないかも。

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来週のADSL導入を控え、今日我が家ではISDNが廃止された。電話番号が変わってしまったのが痛いところ。ADSLだって何年持つか分からない技術だからねぇ。これで何年か後に光になった時、また電話番号が変わってしまったりするんだろうか。便利なようで非常に不便な世の中になりつつあるようだ。


2001年1月7日(日) くもり

何度か目を覚ましつつも、結局起き出したのは午後2時(!)。

昨夜眠ったのは11時頃だったから、15時間も眠ってたのか。昨日も12時間眠っている。体調が悪いから仕方がないと言えば仕方がないのだが、それにしてもちょっと寝すぎじゃないの?

睡眠時間について考えると、ここ数年、徐々に長くなる傾向にあるようだ。96年の今頃は、Niftyにどっぷりはまっていたから、毎日午前2時頃までは起きていたように思う。2時に寝て7時頃起きていたから、毎日5時間睡眠ということになる。その後日記を始めて1、2年は、やはりネットにどっぷり浸って生活していたので、やはり平均5時間ぐらいで生きていた。

大きな変化が生じたのは、昨年暮れにジョギングを始めてからだろう。それまでの夜型から極端な朝型へと変身し、5時起きの生活がスタートした。が、その反動で就寝時刻はどんどん前倒しになり、ここのところ、テレホ時間まで起きていることは滅多になくなってしまった。10時に寝て5時に起きると、7時間睡眠ということか。やはり確実に睡眠時間は長くなりつつある。

でも本当は、一日8時間ぐらいは寝ておいた方が体にはいいような気がする。

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起きたのが2時だから、あっという間に夕方がやってきてしまう。ニナはやや体調が戻ってきてようで、洋服を買いに出かけていった。僕はビデオで桜庭の試合を幾つか眺める。PRIDE 3のカーロス・ニュートン戦、PRIDE 4のアラン・ゴエス戦、PRIDE 5のビクトー・ベウフォート戦。

やはり桜庭のバランス感覚というのは天才的だと思う。スタンディングの状態で相手にバックから引き倒されても、両者が倒れた時点では、必ず桜庭が上になっている(または腕か脚をとっている)。こういう能力というのは、他人に伝授することができるのだろうか。技なら伝えることができるかもしれないが、バランス感覚というのは本人は当たり前のようにやっていることなのだから、うまく他人に伝えることって難しいのじゃないだろうか。

ヒクソン・グレイシーもずいぶんとバランス感覚はいいと思うけれども、やはりトータルで考えると桜庭の方が上のような気がする。ヒクソンも来日時、ずいぶん桜庭に対して敵意むきだしだったようだし、グレイシー四連敗という現状を考えても、なかなか桜庭vsヒクソン戦というのは実現は難しいのじゃないだろうか。やって欲しいけど。

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夕方から近所の西友に買い出しに行く。外はどんよりと曇っていて暗いし寒い。今夜から雪が降るらしい。去年は確か東京は一度も雪が降らなかったから、この雪の前のうすら寒さというのも久し振りだ。

「近所」の西友と書いたが、歩いて行くと15分ぐらいかかってしまうので、ちょっと遠い。行きはいいのだが、両手と背中に荷物を抱えて帰ってくる時は、もうちょっと近くにスーパーがあるといいのに、といつも思ってしまう。最近西友はwebでの注文と配達を始めているようだが、僕の家は、そのサービスの対象地区外なので、やっぱりトボトボと歩いて買い物に行くしかない。

たっぷり買い物して帰ってきた。去年の12月に買ったばかりの冷蔵庫が食材で満タンになっているのを眺めていると、何やら幸せな気分になってくる。

これから夕食を作る。今夜は中華の予定。

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で、作った。

ホイコーローとチンジャオロースー、それに玉子のスープ。僕は昔から洋食ばかり作っていて、和食や中華は全然ダメだったのだが、ここ数年、徐々に和食も憶えつつあり、中華が最後の砦だった。去年の秋に中華の本を一冊買ってきてから、ようやく醤だの何だのについて少しずつ分かるようになってきた。

中華を作っていて一番楽しいのは、潔さだろう。下味つけたり細かく刻んだりというのはもちろんあるのだが、最終的に中華鍋に入ってしまった後というのは直球一本ストレート勝負という感じがとても気持ちいい。もちろんmanamiちゃんが作ってたみたいな正月料理なんかは別なんだろうけど、僕が作れるレベルの中華というのは、ザクザク切って鍋の放り込んで、後は腰を振りなさい、って感じだろう。

ニナがロングコートと「あしたのジョー」全巻セットを抱えて帰宅。年末から「あしたのジョー」のテレビ(スカパー)にはまっているのは知っていたが、いきなりコミックを全巻買って帰ってくるとは。おそるべし格闘おたくぶり。

格闘おたくと言えば、ニナは今日「格闘技通信」も買ってきていた。今日は休みだから家で読んでいたが、平日に発売になると電車の中で熟読して帰ってくる。その姿はなかなか男らしくて素敵だ。電車の中でたまに「ゴング」だの「週刊プロレス」を読んでる兄ちゃんなんかは見かけるが、「格通」やら「ゴン格(ゴング格闘技の略)」を読み耽っている妙齢の女性というのは、まだ見たことがない。見かけたら、耳元でグレイシーの入場テーマでも口ずさんであげるのに。

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食事をしつつ、桜庭の試合をまた見る。PRIDE 6の対エベンゼール・フォンテス・ブラガ戦、PRIDE 7のアンソニー・マシアス戦、PRIDE 8のホイラー・グレイシー戦、PRIDE Grand Prix一回戦のガイ・メッツァー戦、そしてPRIDE Grand Prix二回戦のホイス・グレイシー戦。

対ホイラー・グレイシー戦を見返すたびに思うのだけれども、この試合、冷静に見ると、本当に桜庭の一方的な試合で、グレイシー相手だと知らずに見てたら、「桜庭ずいぶん格下とやらされてるな」と思ってしまうだろう。とにかくホイラーが攻めている場面がまったくないのだ。殴られ蹴られ関節を取られ、逃げ回るホイラーのちっこい姿を見ていると、「お前何しに出てきたんだ」と文句の一つも言いたくなってしまう。これじゃあ桜庭に「ホイラーはグレイシーとはいっても『グリコ』のおまけみたいなもの」と言われてしまっても仕方がない。

ホイス戦は、試合時間正味90分だが、何度見返してもやっぱりドキドキする。桜庭の強さが際立っていることも確かなのだが、ホイスの攻める姿勢もなかなか胸を打つものがある。本当はいい奴なのかもしれないな、などとふと思わせる表情もなかなか素敵。

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紹興酒をちびちびやりつつビデオを見て、その後は「登別カルルス」を投入してお風呂に入る。登別カルルスは乳白色に濁ったお湯が好き。バスクリンみたいに、黄色だの緑色のお風呂というのはどうも好きになれない。乳白色だと自然の温泉に入ってるみたいで気持ちがいい。お風呂の中では、小説書きに入る前に読む定番小説、「ノルウェイの森」を読む。

なんで「ノルウェイの森」なんだろうか、と時々思う。僕は村上春樹の小説は大好きだが、彼のスタイルを真似している訳でもないし(真似して一体何になる)、「ノルウェイ」的世界を表現したいと思っている訳でもない。でも、ある程度小説に対する集中力が高まってきた時に「ノルウェイ」を読むと、不思議とすごくテンションが高まり、ガッツが湧いてくる。あと、ローレンス・ダレルの「黒い本」も同じような作用があるんだけど、この二つの作品にはまったくといっていいほど共通点はないし、同じ小説書き前でも、「ノルウェイ」を読みたい時と、「黒い本」を読みたい時というのは、まったく精神状態が違うように思う。

いずれにしても、大分集中力が高まってきた。明日もう一度プラニングをするけれども、調子が良ければ明日から書き始めても問題ないだろう。今回は特定の新人賞をターゲットにはせず、とにかく自分として満足の行くものを作ることを第一目標としている。出来上がった時期と、出来上がりの枚数を見て、どの賞に出すかを決めればいい。

さあ、また闘いだね。頑張ろう。

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外は雪が降っている。雪が降ると外がしんとして静かになるのが、好き。

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【To Do】思考停止に陥らないためのリスト
住所変更があった人々の新住所をマスターデータベースと手帳に転記(週末中)
家計費の精算(週末中)
飛行機の予約(週末中)
今年の抱負(週末中)
次の小説の第一回プラニング(週末中)
文学界2月号購入(来週)
K-1ファンクラブ更新(22日まで)
VISAカードのポイントをANAのマイルに移す(1月中)
次の小説の第二回プラニング(月曜日まで)

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村上春樹、「羊をめぐる冒険」読了。

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今日の体重:?キロ(00年11月5日スタート時97.0キロ、今月の目標94キロ)

今日のジョギング:0キロ、0分、心拍数ターゲット0(今週累計0キロ、今週の目標35キロ、今月の目標150キロ、今月の累計0キロ)


2000年1月7日

心の中でゴングが鳴る


1999年1月7日

フィリオがやったらテレビが壊れる


1998年1月7日

毎日通えば飽きるでしょ


1997年1月7日

記載なし


昨日作者について明日


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