13年連用 思うこと(独酔亭日乗)
5月25日
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2008年5月25日(日) 晴れ のち 雨
【パリ三日目/パリ大徒歩第二章/ノートルダムにやられ、サンジェルマンで癒される】
パリ滞在三日目。丸一日パリで過ごせるのは今日が最後なので、今日も朝から勢いよく支度をして8時ぐらいには宿を出る。今朝は快晴で気持ちが良いが、気温が11〜12度程度しかなくて肌寒い。
昨日も歩いた(ニナに至っては一昨日も歩いた)ルード・サンノートレを東に向かう。上の写真はコンコルド広場。朝の光を浴びて建物がキラキラと輝いていて素敵だ。
上の写真と同じ場所から反対側を振り返るとマドレーヌ教会。こちらも昨日も撮ったんだけど、天気が良いとキレイだからもう一度。
名前は分からない塔。帰ってきてからちょこっとガイドブック見てみたけどやっぱり分からない。
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おなかをすかせた僕達は最初に見つけたカフェに飛び込んで朝食。僕はクロワッサンとコーヒー、ニナは今朝もトーストとオムレツと紅茶。ここのオムレツはとても美味しかったが、値段も高かった。朝食代が二人で30ユーロは厳しい。
ふと目についたカフェ。これもルード・サンノートレ。
野田岩の隣のラーメン屋さん。カツ丼も炒飯もありまっせ。僕らは入らなかったけど。
紳士服屋さんのショーウィンドウ。いかにもパリって感じでカラフルで美しい。
古いホテルの建物。朝の光とトリコロールとマッチしていてきれい。
細密描写みたいに撮れた。ルーブルの西端ぐらいかな。
これもルーブル。広すぎて訳が分からなくなる。
教会の塔。カッコいいけど名前をその場で調べるのを忘れちゃったので、何て教会か分からない。サンジェルマン・ローセロワ教会かなあ?
あ、天使が舞い降りてきた。
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というわけで、昨日もやってきたポンヌフに戻ってきました。昨日の終着点から今日の冒険が始まるって感じで。昨日写真を撮れなかったCafe du Pont Neuf。ここの朝食はさっきの店の半額ちょっとぐらいだった。こっちにすれば良かったか。
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昨日は雨だったけど、今朝は天気が良くてメトロの看板も輝いてます。
映画「ポンヌフの恋人」でアレックスとミシェルが抱き合ってたところ。
ポンヌフを渡るとセーヌ川の中州、シテ島に入ります。シテ島ってパリ発祥の地なんだって。上の写真はシテ島の花屋さん。
シテ島側からセーヌ川を挟んで対岸に聳えるのはパリ市庁舎の建物。すごい迫力。
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そして、ついにやってきました。ノートルダム大聖堂。すっごい迫力だし、すっごい観光客の数。エッフェル塔並の大混雑。やはりキリスト教徒にとっては、ここはただの観光地じゃなくて、巡礼する場所、みたいなノリがあるんだろうなあ。
正面から。下の方にびっしりと観光客というか、巡礼の人々がいます。物乞いとかスリとかも多そうなので注意。
このレリーフの強烈なこと。凱旋門もそうだけど、パリのこの手の建築物のド迫力には圧倒されてしまう。
無料で中に入れるというのでいそいそと入ってみると、何と日曜礼拝の真っ最中でした。うおー、これはラッキー。
教会の中は、ミサに出席している信者の人達と、ただうろうろする観光客で通路が別れていて分かりやすい。
ろうそくの灯りとステンドグラス越しに届く外の光が入り交じり、パイプオルガンの重厚な音が流れ、神父さんがフランス語とラテン語で話す説教と香炉で炊かれるお香の匂いが入り交じる強烈な空間。様式美。
ものすごく天井が高く、音が良く響く。昔ノートルダムで演奏されたパイプオルガンのCDを買ったっけ。まだどこかにあるかもしれない。
説教する神父さん。専門用語が分からないけど、司祭とか呼ぶのかな?
奥のステンドグラスがとてもきれい。アップで撮りたかったんだけど、遠すぎた。
ミサの時間帯に中に入れたのは本当にラッキーだった。
この時は中国四川省の大地震の被害者に対するお祈りが行われていました。
入口からまっすぐ祭壇に向かったところ。
中から出てきて、遊歩道沿いに裏手に回る。裏側もすっごいね。
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二人ともノートルダムの強烈な迫力と宗教の放つエネルギーにすっかり当てられてしまい、しばしベンチで休憩してぼーっとする。教会から出てくると、目が見えない人や体中に怪我をした元兵士などが、施しを求めて観光客に向かって集まってくる。これまた毒々しい光景で、ますますぼーっとしてしまう。
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しばらく呆然とした後で散歩を再開。シテ島を越えて南側のサンジェルマンに出る。こちらはルード・ノートレよりもずっと庶民的。市場も出ていて、この時期の名物、白アスパラガスがたくさん売られていた。
腹が減ったということで、サンジェルマンの裏手にある庶民的なピッツェリアに入る。ゴルゴンゾーラのフェットチーネとピザ、それにサラダを注文。サラダには白アスパラガスが入っていると書いてあって喜んで注文したのだが、残念ながら缶詰のものだった。10組も入れない狭いお店だったが、日本人観光客が僕ら以外にもいた。東北からやってきたらしい女性2名。なんかパリの町中で日本語を聴くとちょっと不思議な感じ。
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食事を終えて大徒歩再開。美大がある一帯をぶらぶら歩く。小さなアトリエとか画廊みたいなのがたくさんひしめき合っていてカッコいい。日本人も頑張ってます。
町並みもとても素敵。でもこの路上駐車だけは何とかならないかねえ。どこに行っても車がびっしり。
シュール!
パリの通りには原則すべて名前が着いていて、一度憶えるとすごく分かりやすい。こちらはビスコンティ通り。
ちょっとしたバー。
お昼を食べる人々。皆日なたに集まってきます。
青いドア。白い壁と良く似合う。なかなか日本人にはこの配色ってできないよなあ。
表通りに出てきたら、すぐにオルセー美術館でした。次回は中に入ってみたいな。
昨日も通ったアレクサンドル3世橋。ニナもすっかりこの仰々しい橋のとりこになってしまったようで、大喜びでした。
そしてシャンゼリゼに戻ってきました。というか、今日は通るの初めてか。コンコルド側の風景。
凱旋門側の風景。他の観光客の頭が写っちゃった。
北斎展をやってました。パリの市内は至るところに電動で広告が入れ替わる上の写真みたいな掲示板がありました。数十秒単位で広告が入れ替わる。お金かかってるなあ。
ホテルの近所まで戻ってきて、スーパーで買い物。ワインも買いました。
一旦ホテルに戻って休憩。ぐったり疲れていたので少し昼寝もしてエネルギーを充電。
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そして夜に再び外出。もう一度サンジェルマンに行こうということになり、さすがに徒歩だと遠いので、メトロに乗ることにしました。
目的地のルードバック駅。メトロの構内は日本の地下鉄より遥かに暗くて汚い。客は黒人やイスラム系の人が多くて、夜女性一人はちょっと怖いかも。
駅のアナウンスも車内アナウンスもほとんどないので、皆自分の知識と責任で移動しています。本来これぐらい静かでも機能するべきだよな。日本の電車はアナウンスがうるさすぎ。
サンジェルマンに戻り、目についたカフェに入って夕食。雨が結構降ってきたので写真は撮れず。残念。賑やかなカフェで、子羊とソテー、トマトのサラダを食べ、また赤ワインを飲む。あー、パリの夕暮れも今日でお別れかあ。もっと長くいたかった。
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食事を終えてホテルに戻る途中。ライトアップされた凱旋門。夜のパリの写真も次回はたくさん撮りたいな。夜になるのが10時以降なので、今回はほとんど夜の写真がない。
というわけで大徒歩も終了。ホテルに帰りちょっとだけワインを飲んで寝てしまう。今日も良く歩いた。脚がパンパンだ。
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今日の体重:95.2キロ(07年1月1日スタート時: 99.8キロ、4月末の目標: 92.8キロ、最終目標: 77キロ)
やりきる力:85日(走れた日の日数)/209日(トータルの日数) 出走率:.407(一昨々年の通算.477、一昨年の通算.279、去年の通算.548)
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【何となくラッキー/フレックス/家でのんびりが良いのかも】
昨夜も遅かったので今朝は目覚ましを遅くしておいた。起きると雨が強く降っている。今日も足の痛みがあるのでジョギングできなかったのだが、昨日も今日もたとえ足の状態が良かったとしても走れないようなコンディションで、そういう意味では精神的に楽だ。でも足は昨日より却って痛みが強くなってしまったような気がする。困ったなあ。さらに今朝起きたら喉も痛い。ニナが引いていた風邪が移ったか?
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フレックスを使って銀行のATMで手続きしたりしてから雨の中出勤。何だかぼんやりしていて積み立て用に使っている口座にお金を入れ過ぎてしまった。
重要案件の処理が色々とあって神経がくたびれる。お昼は「龍馬」でカツ丼。この店のカツ丼はかなりバランスが良くて僕の理想のカツ丼にちょっと近いかも。カツのレベルがもうちょっと欲しい感じだがなかなか美味しい。
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夜はニナと十番の駅で合流。読んでいる本が面白くて夢中になっていたら電車を乗り過ごして白金高輪まで行ってしまった。アホである。なんか今日は注意力散漫。夕方になったら足の痛みはぐっと軽減され、歩いていてもあまり気にならなくなった。
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ニナと夕食について相談。どこかで外食しようかとも話したのだが、一昨日急に僕に飲みの予定が入ってしまったために食材が冷蔵庫にあるし、僕はちょっと飲み疲れ気味なので家でのんびり過ごすことにする。
3月1日以来の金曜日飲みに行かない記録は今週も記録更新。でも最近金曜日は体も疲れているし店も混んでるしムリに外に行かなくてもいいな、と感じていることも事実。
夕食はニナ作のきんぴらごぼうと厚揚げと豚肉の味噌炒めで夕食。美味い美味い。やっぱり帰って来て良かった。しかし相方が料理上手で僕は恵まれているな。
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僕らは普段家でほとんど焼酎を飲まないのだが、もらったり宴会用だったりと本数が増えてしまったので消化しようと一番古い「いいちこ」を飲む。特別まずいとは思わないが特別美味いとも思わない。
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昨日実家から連絡があり、実家のネコ2匹のうち、兄のクリの具合が良くないらしい。てんかんみたいな発作を起こし動物病院に連れて行ったそうだ。薬で落ち着いているとのことだが心配だ。
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今日の体重:93.0キロ(07年1月1日スタート時: 99.8キロ、5月末の目標: 89.0キロ、最終目標: 77キロ)
やりきる力:130日(走れた日の日数)/211日(トータルの日数) 出走率:.616(一昨年の通算.477、去年の通算.279)
【5キロ/財布の中身が30円/マクドナルド】
5時過ぎ起床。支度をしてジョギングに出る。昨日に続いて今日も体が軽いので、久し振りに5キロ走ってみる。41分。特に強烈にくたびれるということもなく淡々と走り終えた。
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昨日の夜財布の中を見たら何と30円しか入っていなかった。会社の交通費を自分で立て替えて払い、清算するのを忘れたために起こったことなのだが、それにしても30円とは強烈だなあ。昨日は普通にコンビニで傘と水を買い、昼には弁当を買ったのだ。弁当が714円だったから、まさにギリギリだったんだなあ。
ニナから1,000円借りて家を出て、会社に向かう途中のキャッシュコーナーで現金を補充してことなきを得た。いやはやお恥ずかしい。
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仕事で昼過ぎから神田小川町へ。S君N君と同行。外出する時間をしっかり確保しなければ。
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夜は今日も9時前まで残業。今日はニナも遅くて駅で合流し、マクドナルドで買い食い。
ジョギングの疲れが出て、今日も早寝。日記を書く時間がないが、非常に健康的である。良く眠り、良く働き、良く走る。
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今日の体重:97.0キロ(05年1月1日スタート時: 99.8キロ、4月末の目標: 96.0キロ、最終目標: 77キロ)
やりきる力:65日(走れた日の日数)/213日(トータルの日数) 出走率:.305(去年の通算10/22まで.477)
【足首悪化/バンテリン/八丁堀】
5時15分起床。足首は直るどころか悪化。これは放置しても直らないなと思い、救急箱からバンテリンを出してきて塗ってみる。バンテリンは対処療法なのは分かっているが、でも骨折しているわけでもアキレス腱が切れている訳でもないので、炎症が取れれば直るのではないだろうかと思い、塗ってみる。
家を出る時も痛くて靴を履くのに難儀する。炎症を起こした患部が腫れているせいで、普段よりも靴がきついのだ。
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仕事。今日も早めの出勤。最近労働時間が長いなあ。午後からは八丁堀のK社へ。やたらとフレンドリーな情報システム担当の方とあれこれ。
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バンテリンが効いたのか、足首は少し楽になった。夜は早めに帰宅。先週末の宴会メニューの残り物で夕食。軽く日本酒飲んでのんびり。
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今日の体重:93.8キロ(04年6月1日スタート時: 99.2キロ、5月末の目標: 91.0キロ、最終目標: 77キロ)
やりきる力:100日(走れた日の日数)/215日(トータルの日数) 出走率: .465
【千葉へ】
夕方から社長と千葉へ。あれこれ話をしながらだったので、あっという間に着いた。千葉駅周辺には高校生達が大量にわらわらいたのだが、何だか強烈だった。大丈夫なのかなぁ。最近高校生見てなかったもんなぁ。
N社に到着し、S氏としばし歓談後、I社長とH社長も合流し、会場へ。天井から床まで全面ガラス張りの部屋の外に庭と池がある料亭へ。5年ほど前に一度来たことがある店だ。
ビールで乾杯の後は芋焼酎をロックでいただきつつ、偉い人達の話を伺う。でも話題は何故か血液型と星座について。年配の人がずっと「牡羊座のA型っつーのはねえ」と話しているのは何だか異様だ。僕も気にしない訳ではないが、あそこまでではない。
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9時過ぎにお開きになり、タクシーで駅まで。思ったよりも早く終わった。途中の駅で社長と別れ、新橋で下車。新橋駅からタクシー帰宅。最近タクシーの頻度が高いな。気をつけよう。ニナはマンガ喫茶に初挑戦して、北斗の拳を読んで来たそうだ。
【ちょっと一息】休日。先週から今週にかけては非常に忙しいのだが、今日はそんな中にぽっかりあいた一日の休息。
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昼前に家を出てヒルズまでぶらぶら散歩。先週は一度も来なかったので、ヒルズに来るのは二週間ぶり。何だかずいぶん観光客が減ってきたような気がするぞ。散歩したりするには丁度よい感じ。
メトロハットの地下に六本木六丁目食堂、Soup Stock Tokyo、回転寿司(名前は忘れた)、トンカツ和幸と比較的気軽なレストランがあって、行ってみて適当に入ろうと思ったのだが、12時を過ぎていたせいかどこも行列。面倒になって一番行列の短い和幸に入る。まあ和幸のトンカツである。
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食事を終えて、ちゅうさんのお店まで散歩がてら歩き、材木町交差点に横断歩道設置の署名運動に署名する。けやき坂をぶらぶら歩き、角のツタヤでビデオとCDを借りて帰宅。
帰宅後はスカパーで先週末のF1オーストリアグランプリ決勝戦の再放送を見る。優勝はMシューマッハだったのだが、彼の一度目の給油の際、ガソリンの給油口から発火、一瞬大騒ぎになるシーンがあった。チームのメカニックは大騒ぎだったのだが、コックピットのシューは微動だにせず、消火器で火が消されると同時にコースに戻っていった。自分の頭のすぐ後ろでガソリンに火がついて燃え上がってるのにあの冷静さ。いやー凄い人だ。
このピットの騒ぎで3位に落ちたシューだが、トップのモントーヤがエンジントラブルでスローダウンしたのと同時に2位のライコネンをかわし、あっという間にトップに。いやー凄い人だ。結局優勝がシュー、2位がライコネン、3位バリチェロで、コンストラクターポイントでは、フェラーリがマクラーレンを抜いてトップに。ドライバーズポイントも、トップのライコネンに対しシューが2ポイント差まで詰め寄った。
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夜は自宅ですき焼きなど。ニナが昨日用意してくれていたのだが、僕が夜中まで仕事していたので今日にスライド。赤ワイン飲みつつぼんやりテレビを観る。サザエさんも久し振りに観たのだが、ヘンテコリンな外人キャラが登場していたが、あれは何なんだろうか。アニメのランキングの番組と、リフォームの番組も観た。
ニナの実家から姫筍とみずが届き、食後はみずの筋を取ったり、筍の皮をむいたり。
あー、また明日から忙しいぞ。のんびり過ごす時間はあっという間に過ぎるなぁ。
昨夜はmamikoさんが泊まっていったのだが、僕は一人で居間で床寝。6時頃mamikoさんが帰る気配で目が覚めたが、体が動かずさよならを言えなかった。ニナに起こされ布団に移動して再度眠る。10時頃に起きてmamikoさんがお土産に持ってきてくれたパンを食べ、思わずビールも飲んでしまう。そして布団に逆戻りして2時頃まで昼寝。先週から忙しかったから、これぐらいだらだらしてもいいのである。
N藤から電話があり、ハルキが水疱瘡にかかってしまったので、明日の約束はキャンセルに。また次回ということで。
支度して4時前に外出。新宿〜渋谷〜自由ケ丘を経由して上野毛へ。しかしこうやって考えると東京というのはとにかく広い。
上野毛の駅前で堀内さんとtakaさんと待ち合わせ。今日は大人のオフである。堀内さん推薦のお寿司屋さんへゴー。
住宅地をのんびりと歩いていく。15分ほど歩くだろうか。こんなところにこんな店が、と思わず驚いてしまう。店の外観も凛としていて実にカッコいい。
堀内さん、takaさん、ニナ、立花の順でカウンターに座り、まずはビールで乾杯。ご主人が深々と頭を下げて自己紹介し、サービスがスタートする。白木の大きなカウンターも清々しい。
パラオの話をしたり、ご主人のこだわりトークを聞いたりしながら刺し身をつまみ、日本酒を飲む。赤いビロードの椅子は最初違和感を感じたが、ゆったりしていて座り心地はとても良い。他の客も常連が多いようだが、ご主人が一人ひとりの名前をきちんと覚えているのには敬服した。名前で呼ばれる方は当たり前に思うかもしれないが、毎日毎日違う客の名前をきちんと覚えていくのは本当に大変だと思う。間違えたら洒落にならないし。
日本酒とつまみが美味しくてクイクイ飲んでしまう。堀内さんもハイペースで飲んでいくので、普段はそんなに飲まれないtakaさんも結構いっている。堀内さんの軽快グルーブ感トークは健在。ご主人も「堀内さんはいつも『ははは』って笑いますよねえ」としっかり把握されていたのはおかしかった。
あんまり飲み過ぎるとせっかくの寿司の味が分からなくなるからと若干警戒しつつも、それでもたっぷり飲んで、素晴らしい寿司を頂いて大満足。ネタを入れるガラスケースはなく、カウンターとまな板は一体化していて、ご主人の包丁さばきや一つ一つの動きは客から全て丸見えで、これが見ていてすごく楽しい。ついつい引き込まれて眺めてしまうし、マグロをさばいている時なんかは、端の部分が惜し気なくごみ箱に投げ込まれる度に、「ああ、あれも美味しいだろうにもったいない」などと貧乏ったらしいことを考えてしまうのである。
ご主人はよほど今日のマグロに自信があったようで、これでもかこれでもかとマグロが出てくる。そしてそのマグロは実際めちゃめちゃ美味いのだ。赤身と言ってもほとんど中トロ状態で、発酵が進んで実に美味い。そして何よりも感動したのはシャリの美味さ。赤酢を使っているということでシャリはほのかに赤みを帯びている。握りを口に放り込むと香りも素晴らしいし舌触りも最高。ハラハラと口の中でほぐれていく感じは本当に絶品。これが「シャリ」というものなら、今まで散々他の寿司屋で食べてきたのは「ご飯」である。まったく別物というぐらい凄い。
最後にニナが作ってもらったワサビ巻きも、シャリの味がストレートにドカーンと出てきてもう堪らない。まさに堪能でござる。
スタートから2時間半、ゆっくりと楽しみ、体中に寿司が染み渡る。いやあ、満足した。
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店を出てぷらぷらと駅まで歩く。暑くもなく寒くもなく、非常に気分が良い。takaさんと駅でさよならして残りの3名はもうちょっと飲もうということで、電車とタクシーを乗り継いで神楽坂へ。
神楽坂を登りきったあたりでタクシーを下り、某横丁を一番奥まで入っていく。店の場所はうる覚えだったので無理をせず、料理屋の若い板前さんが外に出ていたので場所を聞くと、すぐ近くだった。
神楽坂の現役芸者が女主人を勤めるという店。外観は思い切り料亭である。間違いなく閉店した料亭を改造してバーにしたのであろう。昭和っぽい引き戸をガラガラと開き店内に入ると、店内は一転して近未来的雰囲気。赤を基調とした薄暗い店内に、和服に日本髪の女主人はカウンターの中にいた。想像していたよりずっと若い。ニナと同じかちょっと下ぐらいではないだろうか。
テーブル席に座って3人で再度乾杯。メニューはワインが中心だが、散々日本酒を飲んだ後でワインは飲みたくない。この店はつまみが何もないので、バーボンをロックで。堀内さんの住宅環境についていろいろ話をして、堀内さんが先に帰られることに。また遊びましょうと手を振り、我々はもう一杯ずつバーボンを。
神楽坂の横道の料亭街のどん詰まりという立地条件、 会計を済ませて店を出る時、女主人が外まで見送ってくれた。安い店ではないのでちょくちょく通うことはできないが、この雰囲気はなかなか捨てがたい。また来てしまいそうだ。
店を出て神楽坂をぶらぶらと下り、昔学生時代によく通った「まつや」がまだ営業していることを確認。何となく小腹が空いたと言うと、ニナが行ったことのある、新宿二丁目のラーメン屋のラーメンなら食べられるというので、電車を乗り継いで新宿三丁目へ。今日は実に行動的である。遠くからだと屋台のラーメン屋に見えるが、実際店の名前は「屋台や」であった。あっさりしたラーメンは実に美味。夜風が爽やかで心地よい。新宿の風が気持ち良く感じるなんて、一年でそう何回もあることではない。
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終電近くのぎゅーぎゅー詰めの電車に乗って帰宅。家に着いてからもまだ寿司とバーの余韻に浸っていた。ずいぶん飲んだはずだが非常に気分が良く、眠るのが勿体ないなと思っていたら、あっという間に1時半になってしまった。
夜中にパリで行われる、K-1の録画を予約してから眠る。
記載なし
今週はずっと天気がいい。これで週末天気が悪くなったら、吼えるぞ、ホントに。
昨夜日本酒をたくさん飲んでしまったため、今朝はジョギングできず。明日と明後日走れば、今週の目標30キロは達成できる。明日は走ろう。でも30キロって、結構すごい距離だね。
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仕事で外出したついでに、ジョイスの「ユリシーズ」(集英社版)の第三巻と、雑誌「文藝」の夏号を購入。もともと鞄の中には大きなシステム手帳と、「ユリシーズ」の第二巻が入っていて、そこに二冊本が加わって、ものすごい重量に。辛かった。
ちなみに、今「ユリシーズ」は第二巻の終盤。一カ月毎日読んでいるのにまだまだ終わらない。凄い本だよ。河出書房新社の時と較べて、訳者3人のマニアックさ加減が断然違っていて、読んでいてまったく飽きない。
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今日は給料日。今月は、あまりお金を使わずに済ませようと思っている。家計簿をつけてみようか、などと思案中。今までにも何度か挑戦したけれど、長続きしないんだよな。
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明日、ヒクソン・グレイシー対船木誠勝の試合。午後10時よりテレビ東京グループで放映。スカパーでは放映なし。ディレクTVのwebも見てみたが、放映しないようだ。テレビ東京も54分しか枠をとっていないようだ。イベントとしては、イマイチなのかもしれない。まあヒクソンの圧勝だろうと思うけど。
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キーダさんと小林真理選手の展覧会に、今週の土曜日に行こうと思っている。
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今日の体重:?キロ(12月23日スタート時95.8キロ、今月の目標87キロ)、今日の体脂肪率:?パーセント(12月23日スタート時28.8パーセント)
今日のジョギング:0キロ、0分、心拍数ターゲット0(今週累計20キロ、今週の目標30キロ)。