13年連用 思うこと(独酔亭日乗)


10月28日 

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2008年10月28日(火) くもり

【日経平均一時7,000円割れ/26年前の世界/高橋尚子引退を惜しむ】

日経平均株価は昨日のバブル後最安値からさらに下げてスタートし、一時は26年ぶりの安値6,994.90円を記録。ただ、午後になってからは切り返して上昇に転じ、終値は7,621.92円で終わった。

しかし26年ぶりの安値と言われても、26年前の世界がどんなだったか、正直あまり思い出せない。当時僕は12歳から13歳だったわけで、小学校を卒業し中学校に入学した年ということになる。

自分が通っていた学校のことや当時の友達のことは思い出せても、当時の世界経済がどうだったとか物価がどうだったかとかは、全然分からない。ただ、僕が通っていた中学校の向かいには、今の広尾ガーデンヒルズがあるのだが、僕が中学入学当時は丁度この広尾ガーデンヒルズが工事最盛期で、いわゆる都心部の超高級マンションの走りだったこのマンションが着工していたということが、バブルの入口感を如実に現してはいたような気がする。

いずれにしても、26年前と同じ水準まで株価が下がっているという事実はやはり感慨深い。投資や投機のプロが自信を失い狼狽して売りまくっている状況が改善されれば早晩株価は戻すはずで、これは2003年の状況とは大きく異なると思っている。あの時は病んでいたのは日本だけだったが、今は病んでいるのは日本以外で、むしろ日本は健全さを誇っても良い水準だと感じている。

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女子マラソンの元世界記録保持者、高橋尚子が引退を発表。小出監督のチームから独立した後は故障続きというか、プロフェッショナルが監督者なしで自己管理をすることの難しさを露呈してしまい、しかも彼女の場合は練習をさぼるのではなく、肉体の限界を超えて練習をやり過ぎてしまうという、あまりにも気の毒な状況に陥ってしまっていたが、日本女子初の陸上金メダリストとしては本当に素晴らしい選手だったと思う。

個人的には、シドニー五輪出場を決めた、名古屋女子マラソンの走りが忘れられない。スパートに入った瞬間のスパートのスピードが、テレビで見ていても圧倒的で圧倒されたことをハッキリ憶えている。

あとはもちろんシドニーオリンピックの、リディア・シモンとの並走から、サングラスを外した瞬間にスパートをした姿や、2005年東京女子マラソンでの復活優勝で、国立競技場にトップで戻ってきた時に、最終コーナーを曲がりながら高らかに腕を上げた姿などが目に浮かぶ。とにかく華やかで楽しい選手だったよなー。

とにもかくにもお疲れさまでした。ゆっくり休んで、これからは楽しむ走りを国民に伝えて欲しい。

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今夜も自炊。スパゲティ・アマトリチァーナとサラダ。休肝日明けのワインが体に染み渡って気持ちよいのだが、酔いが早いねー。

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今日の体重:93.2キロ(07年1月1日スタート時: 99.8キロ、10月末の目標: 92.8キロ、最終目標: 77キロ)

やりきる力:1日(走れた日の日数)/4日(トータルの日数) 出走率:.250('05の通算.477、'06の通算.279、'07の通算.548、'08の通算.326)




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2007年10月28日(日) くもり のち 晴れ

【雨は止んだが/「いつまでもデブと思うなよ」/今夜もフライ】

6時過ぎ起床。もうちょっと寝ていても良かったな。外は雨が上がり薄日が差している。絶好のジョギング日和なのだが気分が乗らずさぼってしまう。どうもまだリズムがイマイチだ。頑張って一週間リズムを作ったつもりだったのだが、こうやってすぐさぼってしまうようではいかん。精神的なものではないような気がするな。

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今日も部屋でのんびり過ごす。外は絶好のお出かけ日和だが、ニナもハードな残業と飲みの日々で疲れているようなのでどこにも出かけない。

昼ご飯は僕がチキンソテーと焼き野菜を作り、パンとインスタントのスープと一緒に食す。美味い美味い。

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午後も部屋でのんびりというかぼんやりというか。岡田斗司夫著「いつまでもデブと思うなよ」を読了。一年で50キロの減量とは凄いなあ。でも普段ならこの手の本を読むとふつふつと自分いにもやる気が湧いてくるものなのだが、今日は「へー」ぐらいであまり盛り上がらず。ダメだなあ。

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夕食は昨夜の続きでフライの盛り合わせ。やっぱりこの不調の原因は夕食の食べ過ぎのような気がする。体重も今月はずいぶんオーバーしてしまっているし。何かしないといけないんだろうな、と思いつつ何をすれば良いのかが思い付かないな。

テレビで日本シリーズを見る。日本ハム対中日。ホントは日本ハム対ジャイアンツが見たかったので残念。昨日はダルビッシュが迫力の完投勝利だったが今日は中日にボコボコにやられてしまう。1イニングに5四球じゃあ野球にならないね。

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今日の体重:96.0キロ(07年1月1日スタート時: 99.8キロ、10月末の目標: 93.8キロ、最終目標: 77キロ)

やりきる力:2日(走れた日の日数)/4日(トータルの日数) 出走率:.500(一昨々年の通算.477、一昨年の通算.279、去年の通算.548)


2006年10月28日(土) 晴れ

【妹の結婚式/長い一日】

津軽に来ている。ニナの実家で7時前起床。冷えきった部屋は真冬のように寒い。1階に下りると薪ストーブが焚かれていて暖かい。今朝も天気が良い。今日はいよいよニナ妹の結婚式。天気予報では夕方から雨とあるが、何とか持ってもらいたいものだ。

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シャワー浴びて朝食を食べてから家の回りをしばらく散歩。家のすぐ近所にもリンゴ畑があってりんごがたくさんなっている。もういつ収穫してもおかしくないような感じ。裏の山も少し紅葉しているが、まだ全盛というほどにはなっていない。

散歩の後は来客用の料理の手伝いなどをしてから、少し時間が余ったので二階に戻って一休み。寝転んでいるとお父さんもやってきて一緒にごろり。テレビではアメリカ大リーグのワールドシリーズを放送しているのでぼんやりと眺める。田口が所属するカージナルスが既に3勝して大手をかけている。相手はタイガース。うとうとしながら見ていたので、ふと気づくと点が入っていたり、またふと気づくとリードしていたはずのカージナルスが逆転されていたり。

そうこうしていると徐々に時間も昼前に近くなってきた。結婚式は夕方からだが色々と支度があり、僕とニナは今日はお手伝いチームなので早く移動する。昼にはタクシーがやってきて、先発隊で花嫁さんとニナと僕が出発。途中コンビニでサンドウィッチを買い込み、車の中でムシャムシャ。で、12時半に式場となる弘前市内のホテルに到着。

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12時半にホテルに着いたのは良いのだが、すぐに用事があるのは着物の着付けがあるニナだけで、僕もニナ妹のAちゃんもすることがなく暇。親族控え室でしばらくうだうだとおしゃべりして、ニナの着付けが終わると今度はAちゃんが支度に入るので、僕は着物姿になったニナと二人で式場をうろうろして写真を撮ってみたり。そうこうしていると母が東京から到着した旨連絡があり、ホテルのフロントで合流。遠路はるばるありがとうございました。

母を部屋まで案内したりしていると、そろそろ新郎側の親族も到着したりして騒がしくなってきた。花嫁さんのメイクと着付けが終了したとのことで、控え室で新郎新婦の写真を撮る。ウェイティングルームがオープンし、来賓が続々と到着して、親戚の方々がどっとやってきた。皆さんにご無沙汰をお詫びしご挨拶。お父さん、お爺さんお婆さんも到着した。

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そして16時より式がスタート。僕は今回専属カメラマンの大役を仰せつかっており、列には並ばず席にも座らず三脚とカメラを持ってずっと撮影を続ける。式はホテル内のチャペルで行われ、早口の日本語を喋るイタリア人ぽい神父さんの導きにより、新郎K君と新譜Aちゃんは無事夫婦になったのでした。良かった良かった。ニナは新婦入場の時から既に泣いていた。今のデジカメ、オリンパスE-500では薄暗い室内での撮影にあまり慣れていなくて、最初はとまどったが、徐々に調子が出てきて良かった。フラッシュを使う通常モードと、フラッシュを使わず遅めのシャッターで切るロートーンモードを交互に使って撮影。

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式の後休憩を挟んで披露宴。来賓数は120名程度。僕の感覚だとすごく大きな結婚披露宴という感じなのだが、津軽の皆さんの印象だと「こぢんまりした披露宴」というスケールなのだそうだ。ちょっと昔までは200人以上という式が一般的だったとニナに説明されて何だかビックリ。スケールが大きいなあ。

というわけで披露宴もずっと僕はカメラマン。何とか良い記念になるようにと思い、写真を撮りまくる。今回東京からガッシリした三脚を持ってきたのだが、これが正解であった。薄暗い披露宴会場では、フラッシュ撮影だと雰囲気が伝わらず味気ないが、手持ちでは手ぶれがひどくなりなかなか難しい。

新郎新婦は二度のお色直しがあり、新婦Aちゃんはウェディング・ドレス、赤のドレス、薄い緑のドレスと模様替え。どれもとても似合っていて可愛かった。キャンドルサービスの時にはウチの母がピアノの演奏で飛び入りしてくれた。これにはニナの親戚一同が大盛り上がり。どうもありがとう。

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何とか無事に披露宴も終わり新郎新婦を送り出すと、今度はお父さんとニナと僕の3人でタクシーに乗り込み大急ぎで実家に戻る。これも津軽の風習なのだが、披露宴が終わった後に、披露宴に来てくれた親戚やご近所さんをお父さんが自宅に招いて二次会を開くのだ。料理やお酒は昨日から準備してあり、あとはお客さんを招くだけという状態になっているのだ。新郎新婦は友人を招いて二次会があるので、自宅には新婦側の親戚一同だけが集まることになる。

来賓が乗ったバスが先に式場を出ていたので急いでタクシーで追いかけたが、家に着いてみると何と途中でタクシーがバスを追い抜いてしまい、まだ家には誰もいなかった。これには一同拍子抜け。ご近所のKさんの音頭で宴はスタートしていて、遅れて僕らが到着する段取りになっていたのだ。

家の前で呆然としていると、Kさん始め来賓の皆さんが続々と登場。母もやってきた。

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そして二次会がスタート。実家の居間に座卓を並べて皆でどんちゃん騒ぎ。親戚の皆さんはそれなりに年配の方々なのだが、まさにどんちゃん騒ぎという感じで大いに盛り上がる。僕もみんなに負けないようにガンガン飲む。途中K太郎叔父さんの民謡などもあり、大いに盛り上がる。一升瓶の日本酒があっという間に空になる。いやはや津軽のおじさま達は凄いなあ。お爺さんのメチャメチャ嬉しそうな顔が印象的であった。

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真夜中前に弘前帰還組が撤収し、その後もご近所チームで飲み続け、結局1時過ぎに宴はお開きに。宴の後のしんとした部屋でのんびりと後片付け。やれやれ終わったと一息付いて、お父さんとお婆さんが部屋に戻って眠り、僕とニナだけが居間に残ってちびちび飲んでいると、三次会が終わった新郎新婦が帰ってきた。

やーやーおかえりと二人を出迎え、さらに飲み始めるが、僕はここでエネルギー切れでダウン。そのまま居間で寝てしまう。二日続けて床寝。

結局新郎新婦とニナは3時半ごろまで飲んでいたそうだ。二人が自室に引き上げた後でニナに起こされ、ふらふらしつつ二階へあがり布団で眠る。長くて素敵な一日であった。

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今日の体重:99.0キロ(05年1月1日スタート時: 99.8キロ、10月末の目標: 96.0キロ、最終目標: 77キロ)

やりきる力:0日(走れた日の日数)/4日(トータルの日数) 出走率:.000(一昨年の通算.477、去年の通算.279)


2005年10月28日(金) 晴れ

【ようやく好天/墓参/欲求不満イタリアーン】

目覚ましを止めて二度寝してしまい、ジョギングできず。しかも7時過ぎまで寝てしまった。昨日の夜布団の中で手塚治虫の「アドルフに告ぐ」を読んでいて夢中になってしまい、寝るのが遅くなったのが敗因だ。これがまた面白いんだよなあ。

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仕事。来週は出張とミーティング連発でかなり忙しくなりそうなので、前倒しで準備にいそしむ。プレゼン資料を作らなきゃならないのだが、これがなかなかスタートできない。やっぱり人のいないオフィスで一気にやるのがいいんだよなあ。

昼に社長と一緒にオフィスを出て三鷹へ。三鷹からバスに乗って武蔵野営業所前で下りる。ちょっと歩いたところにあるお寺に墓参り。あのアル中上司が亡くなってもう半年。去年の6月にぐちゃぐちゃの状態で退職してから、一年持たなかった。感慨はあるよなないよな。ないと言えば嘘だが、亡くなってしまった後はのんびり過ごしてもらいたい。ひたひたに酒に浸って機嫌良く過ごしてくれれば良い。

しかもお墓が僕が前に住んでいた家から歩いて15分ぐらいのところにあるとは、これまた驚き。久し振りにやってきた三鷹の風景は殆ど変わらなかったが、北口駅前の梅林がなくなってしまっていたのはちょっと残念。

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夜は残業してからニナと合流し、近所に最近できたイタリアンに行ってみる。が、これはレストランじゃなくて居酒屋だな。料理もかなり適当な感じだし、まあとにかく騒々しい。合コンみたいな若者がキャーキャー騒ぎ、ニナとゆっくり話をすることもできない。店が広い分喧噪が反響してしまい、余計うるさい感じ。

あれこれ頼んでみたが、どれもイマイチで欲求不満が募る。安くて美味いカジュアルなイタリアンを発掘しなくては。シシリアはあることはあるのだが、もうちょっと落ち着いた感じのところがいいなあ。

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今日の体重:96.4キロ(04年6月1日スタート時: 99.2キロ、10月末の目標: 95.0キロ、最終目標: 77キロ)

やりきる力:4日(走れた日の日数)/6日(トータルの日数) 出走率: .667(去年の通算10/22まで.477)


2004年10月28日(木) 晴れ

【やっぱり/個人経営の定食屋さん/田宮版「白い巨塔」DVD到着】

5時半に起き出す。起きるとまずウェブを立ち上げて、イラクで拘束された男性についてのニュースがないかをチェックする。特に動きはないようだ。

ジョギングは今日も5キロ。いつものタイム測定基準5キロコース。けやき坂はいよいよライトアップの準備のダイオード設置が急ピッチで進んでいて、丁度僕が通りかかったら、テスト点灯をやっていた。やはり息をのむように美しい。寒い時期に良く合うよね。今日も途中までiPodで音楽を聴きながら走る。

走っていて気づくのだが、最近早朝走っているジョガーの数が多い。暑くもなく寒くもない、一年で一番走りやすい時期の一つであることは確かなのだが、それにしてもずいぶんたくさんのジョガーとすれ違う。そして特徴的なのが、日本人の大人の男性が多いことだ。こちらに引っ越して来てから、ジョギングしていて外国人男性とは毎日のようにすれ違うのだが、日本人の、特に30代後半から40代ぐらいの男性には滅多に出会わなかったのだが、ここのところ毎日2人か3人と出会っている。何なんだろう。

帰宅後シャワーを浴びてフルーツグラノラとオールブランを混ぜて食べ、コーヒー飲んでみかん食べて出社。毎日ジョギングから戻り、水を補給する前の、一番体重が軽いと思われる時に体重を計っているのだが、昨日の96.4キロから今朝は97キロに逆戻り。昨日の体重は一日で急に1.2キロも落ちていて、おかしいとは思ったのだが、やはり減れば嬉しいし、増えると残念だ。あまり一日単位の細かい体重の増減にとらわれてはいけない。せめて一週間単位ぐらいで管理しないと。玉川さんの体重のグラフを借りてこようかな。

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仕事。午前中は青山のI社へ社長とS顧問と一緒に。元上司のその後の消息について情報を得たり。

昼ご飯は久し振りのカキフライ。先週末から体重管理を開始し、油物と肉は控えていたのだが、やりすぎるとストレスになるので、今日は豪勢に。美味い〜。ところで、僕がいつもカキフライを食べに行く店は小さな定食屋さんなのだが、この店の近所にあった大企業がビル一杯の従業員を引き連れてどこかに引っ越してしまい、大口顧客を失った定食屋さんは、連日の超満員から、いきなり閑古鳥になってしまった。地元密着の個人経営飲食店というのは、こういうのは怖いよなあ。救いなのは、空っぽになったビルに、もう次の会社が引っ越しを始めていることで、あのビルいっぱいに新しい人達がやってくれば、またお店は大繁盛となるだろう。そうなって欲しい。

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新潟県中越地震では、信濃川沿いの国道を走っていた車が地震に伴う土砂崩れで生き埋めになり、その車の中から2歳の男の子が奇跡的に救出されるというニュース。ただ、残念ながら、車を運転していた母親は亡くなり、同乗していた3歳の姉もまだ車の中から救出されていない。

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Amazonから本が届く。初めて司馬遼太郎に挑戦してみようかと思い、「坂の上の雲」の最初の巻を買ってみた。あと、村上春樹の新刊など。

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夜は荷物が届く予定があるので、残業後急いで帰宅。途中モンタボーでフランスパンを買う。先週ニナが作ってくれたカレーが冷蔵庫にストックされているので、それを温めて、フランスパンと一緒に食べる。

そうこうしていると郵便局の人がやってきて、小包が無事到着。差出人は堀内さんで、中身は「白い巨塔」(田宮二郎版)のDVD一式である。僕が先日日記に田宮版の「白い巨塔」のDVDをツタヤでレンタルしてきて視た、と書いたところ、堀内さんから貸してくださるというメイルを頂いた。堀内さん、どうもありがとうございます。

さっそく第二巻の最初の回を視る。唐沢版に比べて、医師会長の岩田の悪人ぶりが際立っていて面白い。唐沢版だと、財前又一と岩田は同じ水準で悪人、という感じなのだが、田宮版では、財前又一は岩田に頼らないと物事が進められず、金の力で岩田を動かそうとし、岩田も露骨に金への執着を見せている。岩田役の金子信雄のキャラが強烈で、今だったらほとんど放送禁止という勢いだ。うーむ。

DVDを視ていたら眠くて仕方がなくなり、さっさと布団に入る。明日も早起きだ。

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今日の体重:97.0キロ(6月1日スタート時: 99.2キロ、11月末の目標:95.0キロ、年末の目標: 92.0キロ)

やりきる力:ジョギング6日目。


2003年10月28日(火) 雨 時々 くもり
【雨中ジョギング/名古屋出張/ドタキャン】

いつもより30分早くかけた目覚ましで5時20分起床。まだ外は真っ暗。着替えていたら雨音が聞こえてきてガックリ。でもここで負けてはいかんと気合いを入れて雨の中をジョギングに飛び出す。

今日も5キロを約40分。今日も青木坂を上るコース。先週初めてこのコースを走った時も雨だった。雨が降ると青木坂を上りたくなるんだろうか。なんじゃそりゃ。家に戻ってくる頃には雨も上がった。

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仕事で名古屋へ。ライターがデイビッドからポールに交代することになり、今日と来週は引き継ぎのため3人でぞろぞろと。ポールは日本語がデイビッドほど話せないので、車中での打ち合わせも英語。しばらく英語で喋っていなかったので、慣れるまで一苦労。自転車に乗るのと一緒で、間があくと慣れるまで時間がかかるが、徐々に思い出してくる。

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名古屋は雨は降っておらず曇天。昼で終わるはずの仕事が午後にずれ込み、結局客先を出たのは3時頃。すぐに帰りの汽車に飛び乗る。相変わらずの強行スケジュールである。ちなみに今日の昼食は、お客さんの社員食堂で味噌カツ定食を頂いた。

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今夜は社長と食事の約束があるので東京駅から急いでタクシーに飛び乗る。東京は土砂降りの雨。運転手さんに聞いたら今日は一日土砂降りだったとのこと。車中で携帯が鳴ったら社長からで、外で人と会っているのだが用事が終わらないので今日の食事はキャンセルして欲しいと言われる。

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会社に帰って書類整理だけして帰宅。ニナが中華味の炒め物を作ってくれた。早起きしてジョギングして名古屋に行ってずっと英語で喋ってドタキャン喰らって何だかすごく疲れた。大きなトラブルがなくて何よりだったんだけどね。神経が疲れてややニナにあたってしまう。ごめんよー。


2002年10月28日(月) 晴れ
【「百物語」 杉浦日向子】

杉浦日向子著、「百物語」を読了。

江戸以前、都会や地方で当たり前のようにあった、理屈で説明のできない不思議なこと、怖いことを集めたおとぎ話を杉浦日向子が作品化・画像化したもの。

中身はオムニバス形式で、99の物語が詰まっている。一つの不思議に対して1カウントし、99まで進む。物語によって絵のタッチが全然変わるのだが、全体を通じて流れる奇妙な静けさは最初から最後まで一貫していると思う。

読了すると、不思議な清々しさがある。怪談を読んだばかりだと言うのに、とてもいいことをした後のような、何とも言えない充実感に満たされる。しばらく何なんだろうと思っていたのだが、それは、理屈や理論で説明できない不思議なことというのは、不思議なままにしておくのが一番正しいことだ、という、ごく当たり前のことに、僕がようやく気づいたからなのだ、と思った。夜が暗かった時代には、灯を浴びれば消えてしまうような妖怪や魑魅魍魎が街中を平気で跋扈していたのだ。今だってもし夜が暗ければ。

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最近HTML形式でメイルのやり取りをすることが結構あって、そんな時に、ちょっとした無意味な画像を貼り付けるのが楽しい。今日はガンダムな気分だったので、ニナに送るメイルにマクベを貼り付けてやろうと思い、「マ・クベ」で検索したら、こんなものにあたった。あ、あれはいいモノだ〜っ、と思わず叫びたくなる。よーく見ると、右下に「マ・クベはついていません」と書いてあるのもなんだか素敵。

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久々に6時半前にオフィスを出ることができてかなり幸せな気分。三鷹でニナと合流し、買い物して夕食は昨夜の寄せ鍋の残りで雑炊。美味くてガツガツ食ってしまった。ちなみに食事の支度をしている間は、江口さんとThomasさんのバンドの音源をダウンロードしてMacでガンガン鳴らしてみた。何とも言えない不思議な気分。わっはっは。

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高ストレスな日々が続いているので、積極的にリラックス法を考えることにした。食事の後はさっさと後片づけして、その後は部屋の灯を暗くして間接照明だけにして、音楽聞きながら日記書き。日々の生活を振り返って軌道修正するのを最近さぼっているから、仕事ばかりの日々になってストレスが溜まるのだな。よし。

あれっ、でも部屋を暗くして音楽聞きながら日記書くのって、昔はしょっちゅうやってたことだな。というか一時期は毎日夜はそうしてたような気が。

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次の大徒歩は、どうやら人形町だな。ずいぶん素敵そうだから、気合いを入れて行こう。


2001年10月28日(日) 雨
昨夜は結局2時過ぎまで起きていた。こんなに夜更かしをしたのは久し振り。

今朝、8時前にお義父さんからの電話で起き、しばらくネット巡り。30分ほどうろうろしていたらまた眠くなり、布団に逆戻り。外は冷たい雨がばしゃばしゃと降っていて、カーテン越しに暗い。目を閉じるとすぐに眠る。

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次に目が覚めると、何と12時を過ぎている。外は相変わらず雨で、薄暗い。配管を伝っていく雨音が心地よく、また目を閉じたくなるが、これ以上寝ては廃人なので(この時間でも十分廃人という気もするが)、気合いを入れてとにかく布団を出るが、ここのところの忙しさのツケが回り、体が重くて何もしたくない。ニナも起きてきて、腹が減ったと嘆くので、僕がパスタを作る。

フェデリーニ(普通よりちょっと細めのスパゲッティ)を、トマトソースで。今までは何年も11号のスパゲッティだったんだけど、この前フェデリーニを試しに使ってみたら、これがまたえらくうまい。鷹の爪とにんにくの効かせ方も、ここ数カ月追求してきたら、かなり本格的になってきたように思う。トマトソースを100%自作にしたいのだが、まだ面倒で缶詰めを使っているが、もうすぐ自作に切り替えることができるだろう。最終的には家でトマトとにんにくを栽培して、それを材料にトマト・ソースを作ったら、最高だろうな。

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食事の後は、粗大ゴミを外に出したり、洗濯物を畳んだり。一日ゆっくり、とは言っても、自宅に住んでた頃と違い、家事だけはやらねば生活することができない。夕方には二人でスーパーとクリーニング屋。

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この前から気になっていた乾燥大豆をついに購入。始めてだし、行った先がスーパーだった、ということもあって今日は250g。家に帰ってから、そのさらに半分をとりあえずボールで水に漬けてみた。明日の夜に茹でて味付けし(どんな味にするかは明日決める)、試してみようと思う。うまくいったら、もっと大量に買ってみようかと。

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夕食はニナが作ってくれた。と言っても、昼まで寝ていたうえに昼食にパスタをたっぷり食べたので全然おなかがすかないので、厚揚げを焼いて食べておしまい。これでおなかいっぱいである。

食事の後は、iTuneでMy Bloody Valentineを聞きながら「ビジュアル」をオンにして、二人で呆然とモニタを眺める。なかなかすごい。

今日だけで、CD5枚ぐらい焼いただろうか。今はこれを書きながら、ランダムで音楽を聞いている。ちなみに今流れているのは、Miles Davis in Europeの、「Autumn Leaves」。その一個前は、えんちゃんさんの「NS2001」が流れていた。

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そうそう、CDプレーヤー、パソコンに続き、家の留守番電話が壊れてしまった。留守電にしておいても、テープが回らない。もともとニナが買ったもので、丸6年使っている。最近はコードの接続が悪くて喋りながら動かしたりすると、物凄いノイズが入るのだが、ここ半年ばかり、留守電機能がかなり怪しくて、まともに動いていなかったのが、ついに止まってしまった。やれやれやれやれ、なんだってこう次々と家電が壊れるかな。しばらくは留守電機能なしで我慢して、冬のボーナスが出たら新しいものに買い替えなければ。

結婚というのは、実にお金がかかる。我々みたいに比較的地味にやったつもりでもすごくお金がかかるんだから、盛大にやると、とんでもないことになるんだな、と実感。我々の場合、もともと一緒に住んでいたから家具や家電は買い替えなかったが、結局ちょうど寿命が来る家電が続出で、買い替えなければならないはめに。これでたんすだのベッドだのも買ってたら、経済は壊滅状態になっちゃうよなあ。

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結局、良く働いたんだかすっかりさぽったんだか、よく分からない一日だった。明日からはまた仕事が忙しい。山積みになっている問題が僕を待っている。負けないように体力つけねば。明日からまたジョギングな日々に戻る。先週はリハビリ走開始で3日走れたので、今週は最低でも4日は走ろう。そして大豆を食べてせっせと日記を書き、少しずつ次の小説を書く環境を整えていこう。うん、そうしよう。


2000年10月28日(土)

記載なし


1999年10月28日(木)

記載なし


1998年10月28日(水)

モスバーガー、「魍魎の匣」、作業にどっぷり


1997年10月28日(火)

不明編、「静かに歌い始める」


1996年10月28日(月)

不明編、「Stay with Me」



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