13年連用 思うこと（独酔亭日乗）
11月10日
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2008年11月10日（月） くもり
【ナマ吉越浩一郎】
夕方麻布十番の十番温泉の交差点で信号待ちをしていると、隣にロマンスグレーで長身の紳士が。よーく見ると、「残業ゼロの仕事力」や「早朝会議革命」などの著書でも知られる、元トリンプ・インターナショナル社長の吉越浩一郎さんではないか！
すかさず「吉越浩一郎さんですよね」「ファンです！」と声を掛けると、「どうもありがとうございます」と応じてくださり、「歩きながらお話しでもしましょう」とおっしゃってくださった。
で、歩きながら日本経済について、日本の若者についてなどの話をしながら歩く。あまりにも勿体ないので、僕は自宅前をそのまま通り過ぎ、フードマガジンの前まで行ってしまう。いやあ感激である。吉越さんは一昨年でトリンプを退職し、今は講演活動などで活躍されているそうだ。
吉越さん、カッコ良かった。ああいう大人の男になりたいもんだなあ。
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今日の体重：92.0キロ（07年1月1日スタート時： 99.8キロ、10月末の目標： 92.8キロ、最終目標： 77キロ）
やりきる力：2日（走れた日の日数）/17日（トータルの日数） 出走率：.118（'05の通算.477、'06の通算.279、'07の通算.548、'08の通算.326）
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【そばと鰻／冬支度】
10時ごろ起床。外は冷たい雨。風邪の調子は大分良いみたいだ。仕事がない週末は薬を飲むのは止めて自然治癒に任せよう。
ごろごろして本を読んだりしていると昼になる。「Homework's」のハンバーガーを配達してもらおうと思って電話をしたが、届くまで2時間弱かかると言われて呆れて断る。どういう商売してるんだろか。
で、じゃあ何を食べようと考えている間に段々頭の中が現実的になってきて、カロリーの少ない蕎麦にしようということになり、けやき坂を上って「黒澤」へ。玉子とじ蕎麦と豚丼のミニセット。玉子とじ蕎麦は優しい風味で良いね。ニナが食べていた葱蕎麦も良いね。
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けやき坂を下ってぶらぶらと帰宅。午後も部屋でのんびり。テレビをつけずに音楽を聴きながら本を読んでいると時間がゆったりと流れていって贅沢な気分。
村上春樹の「アフターダーク」を読了。とても良かった。
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天気が悪いせいもあってあっという間に外は暗くなってしまう。5時にはもう真っ暗。いやはや冬だ冬だ。
ニナと再び外出。雨は小やみになっている。トコトコと歩いて飯倉まで行って野田岩で鰻。今回は残念ながら一階の厨房のすぐ脇のテーブル席になってしまった。ここは座る席によってホスピタリティに大きな差が出るよなあ。
煮こごり、う巻き、白焼きと頂きつつビールのあとは珍しく熱燗。そしてうな重の一番小さいのを〆で。鰻美味しい。
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食事を終えて飯倉から片町へぶらぶらと散歩。そのまま六本木交差点に出て、さらにヒルズに抜ける。ヒルズの中のケーキ屋でニナがケーキを買い、けやき坂のライトアップを眺めつつ帰宅。今年はライトアップの点灯式に米倉涼子が来ていたそうだ。最近あちこちでライトアップをやるようになっているが、やはりけやき坂のライトアップが日本一でしょう。
けやき坂のライトアップが始まると、いよいよもう冬だという気分になってくる。冬支度だな。
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今日の体重：94.0キロ（07年1月1日スタート時： 99.8キロ、11月末の目標： 93.8キロ、最終目標： 77キロ）
やりきる力：7日（走れた日の日数）/17日（トータルの日数） 出走率：.412（一昨々年の通算.477、一昨年の通算.279、去年の通算.548）
【夜のまい泉／あれから4年】
今日も朝寝坊。今週はすっかりリズムが崩れてしまった。このところずっと控えていた平日の夜の飲みが3つも入ってしまったのが敗因だな。軽めに切り上げるテクニックを身につけようじゃないか。
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仕事を終えて夕食をどうしようかとニナと相談し、表参道のまい泉へ行くことにする。いつもランチばかりで、夜に行くのは一体何年ぶりだろう。僕が初めてこの店に来たのはまだ小学生の頃だった。当時は「井泉」と言っていた。ウチのばあちゃんの知り合いか親戚がお店に勤めていて、夜に食事をしにきたのだ。滅多に外食する機会がなかったので、井泉に行くというと、とてつもないご馳走にありつけるイメージが今でもあって、祝祭的な気分になる。
で、まい泉で食事。ようやくカキフライにありつく。この店のカキフライはとても美味しい。ただ、今回はちょっと揚げ過ぎだったかな。もう少しジューシーな方がさらに良い。海老フライやサラダなどとともにビール、赤ワインを飲み、最後にヒレカツ定食をニナと半分ずつ食べて〆。美味かった。
おなかがいっぱいになったら眠くなってしまい、タクシーで帰宅。けやき坂下からライトアップを眺める。まだそれほど人は多くない。これがクリスマス前とかになると大変な人ごみになるんだよな。
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下の過去日記を読んでいて、4年前の今日に前の家から新居候補を探そうと麻布十番をうろうろし、最初に覗いた不動産屋さんでこの部屋の間取り図を渡されたことを思い出す。あれからもう4年かあ。
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今日の体重：98.8キロ（05年1月1日スタート時： 99.8キロ、11月末の目標： 97.0キロ、最終目標： 77キロ）
やりきる力：4日（走れた日の日数）/16日（トータルの日数） 出走率：.250（一昨年の通算.477、去年の通算.279）
【眠りの切れが悪い／エビフィレオ】
昨日の夜ちょっと飲み過ぎたようで、目覚ましを止めてしっかり二度寝してしまう。目が覚めたら7時。急いで起きたのだが、眠りの切れが悪かったみたいでスッキリせず、いつまで経っても眠い状態。いやー困ったねこれは。
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昼を過ぎてもずっと眠いままだったのだが、午後に市ヶ谷で初対面のお客さんと会う用事があり、さすがにこれでシャキッとした。遅いっつーの。
ところで、ウチの会社では、昼休みになると机に突っ伏して眠っている人が結構いる。社長自らも社長室のソファーで仮眠を取っていて、昼寝をするとリフレッシュできてとても良い、と言っているのだが、どうも僕はこれができない。単に体裁の問題だけで、若い後輩達がいる前で机に突っ伏してぐーぐー眠るというのが恥ずかしくてできないのだ。今日なんかは昼ご飯を食べたら眠くて眠くて、10分だけでも寝られたらと思うのだが、やはり抵抗があって眠ることができなかった。
後輩達から見たら、別に僕が寝ようが失神しようが関係ないのだろうが、どうも格好悪いように思えてしまう。社長が社長室じゃなくてみんなの前でグーグー寝てたら、やっぱりちょっとビックリするんじゃないだろか。まあ3日もすれば慣れてしまうような気もするが。
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このところニナが非常に多忙で毎日夜中まで残業している。今日も僕の方が先に仕事を終えて、一人で帰宅。途中マクドナルドで新製品のエビフィレオを買って帰る。うーむ、正直言ってこれは美味しくない。超エビ好きの僕としては、どうしてエビをこんなに変な味にできるんだと思ってしまうほど。やっぱりマクドナルドのメニューの中では、たまごダブルマックが一番美味いな。
結局僕が眠るまでニナは戻ってこなかった。夜中に物音で目が覚めると、ニナが帰宅していて、布団の中で本を読んでいた。0時過ぎに帰宅したとのこと。大変にお疲れさまである。
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今日の体重：96.0キロ（04年6月1日スタート時： 99.2キロ、10月末の目標： 94.0キロ、最終目標： 77キロ）
やりきる力：7日（走れた日の日数）/19日（トータルの日数） 出走率： .368（去年の通算10/22まで.477）
【おさぼり】
昨日は久し振りに遅くまで飲んでしまい、今朝はのんびり朝寝坊。6時半頃起き出して支度。朝食は食べられず、コンビニでウィダーインゼリーを買ってごまかす。
午前中はS君とお台場。帰りにS君が行きつけの新橋の立ち食い寿司屋で寿司。
夜は自宅でニナが豆腐の煮物を作ってくれた。
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今日の体重：97.0キロ（6月1日スタート時： 99.2キロ、11月末の目標：95.0キロ、年末の目標： 92.0キロ）
やりきる力：13日（走れた日の日数）/19日（トータルの日数） 走り率： .684
【西新宿】冷たい雨がばしゃばしゃ降っていてジョギングできず。もう少し気温が高いか、雨が小降りかならば走れるのだが、これだけ降って寒いと走る気になれない。
昨日の選挙結果を見て萎える。なんだかんだ言って、結局自民党は無所属候補を吸収し、単独過半数を確保。民主党の躍進は、社民と共産の票を奪った形か。
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仕事でＳ君と西新宿へ。雨の中を十二社周辺を歩く。この辺りに来るのはずいぶん久し振り。5年ぶりぐらいだろうか。S君先週末に合コンに参加して云々という話を聞きながら客先へ向かう。今更こんなことを告白しなくてもいいのだが、僕はこの歳になるまで未だに合コンというものには一度も行ったことがない。まあ今から参加することもないだろうから、合コン不参加のまま死ぬのだろうな。
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夜はまっすぐ帰宅。ニナが野菜炒めと餡かけ豆腐を作ってくれた。
【「扇」のトンカツ／いよいよ家探し】9時頃起きる。ニナはまだ寝ていたが、どうしても髪の毛を切らないと人間失格なので、ごそごそと床屋に出かける。僕は床屋に行くのが好きじゃない。実際行ってしまえばスッキリして爽快なのだが、腰を上げるまでにひどく時間がかかる。今回も「そろそろ髪を切ろうかな」と思い始めてから既に1ヶ月近く経っているから、大分人間失格である。
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昼過ぎからニナと外出。吉祥寺の「扇」でトンカツ食べる。この店のトンカツは、もしかしたら東京で一番美味いんじゃないだろうか。サラリーマンが平日に昼飯として食べるにはやや高いが、休日に東京で一番美味いトンカツ食べるなら、ロースカツ定食が1,300円ならいいんじゃないかと思う。本当に素晴らしい店だ。
満腹して店を出て、電車を乗り継いで某方面へ。そろそろ転居先の目星をつけようと、まずは相場を下調べと思って訪れたのだが、最初に覗いた不動産屋で営業の人が丁度我々が物件を眺めている時に出てきて、我々の条件を聞いたら、「すごくいいのがある」を連発。まだ資金的な準備が整ってないから、動くのは来月だと言ったのだが、「もってって」と、その物件の間取りと住所の乗った紙を渡してくれた。
で、渡された紙で間取りと値段と住所を見ると、悪くない。いや悪くないどころか理想に近い。で、暇なもんだから、その場所へ行ってみたら、これがまた条件が非常に良い。営業のＨさんも言っていたが、これは来月まではとても残っていないような物件だろう。ならば資金調達だけ何とかして、早く手を打とうとニナと二人で決断、不動産屋に取って返す。
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営業のＨさんに、鍵のやり取りがあるから30分後に来てくれ、と言われ、30分ぶらぶら過ごす。トイレを借りるついでにスーパーや酒屋で物価チェックしたり。悪くない。
30分後に不動産屋に戻ったら、その建物の管理会社のオッサンが、休みの日に一人で出勤してて訳分かんないしもうお家に帰りたいから今日は見せてやらない、と駄々をこねているとのこと。非常に良い物件で、フリーになったのは今朝だが、もう順番待ちが2組あるとのこと。我々としては内装を見ないことには決められないので、近日中に一度見せてもらう確約をもらい、不動産屋を後にする。
活気のある商店街をぶらぶら歩きながら、ニナと二人で「この町に住みたいね」と話しながら、行きと同じように電車とバスを乗り継いで帰宅。昔からニナは不動産関係に妙に念力が効く女で、今日も何やらビームを出していたから、きっとうまく行くだろう。こういう妻を持つと、なにかと重宝である。わっはっは。
昼に食べたトンカツのボリュームが凄かったので、僕は夕食は抜き。全然お腹が空かないよ。ニナは納豆ご飯を食べている。
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去年の今ごろは、新婚旅行へ出発する前夜で、ニナと二人自宅で前夜祭と称して酒盛りしていたなあ。ああ、パラオからもう一年か。今すぐにでもまた行きたいよ。
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