時間管理・計画書評

あなたの1日は27時間になる by 木村聡子 10の鉄則

時間管理・計画書評
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7.  自分の仕事を俯瞰する「鳥の目管理法」

究極の仕事の効率化とは、「どこまで先を見通して動けるか」だと個人的には思っている。

「今週やるべきこと」「今月やるべきこと」「来月やるべきこと」

そして、「今年上半期にやるべきこと」「今年中にやるべきこと」

先の先まで見通せる状態になっていれば、仕事は「曲がりくねる」「紆余曲折」しにくくなる。

なぜなら、遠くに見える「目的地」までがしっかり見通せるからだ。

本書では、マンスリーダイアリーとウィークリーダイアリーを活用して月間、そして週間の予定を俯瞰する「鳥の目管理法」を紹介している。

個人的にはこの管理法は最強で、僕も自分の仕事管理にこの鳥の目管理法を採り入れさせてもらった。

ここに書くにはスペースが足りないので、詳しく知りたい人はぜひ本書を手に取ってみてほしい。

8.  理想の1日を自分でデザインする

毎日を仕事に追われて消耗する日々から、自分で理想の1日をデザインできるようになる。

そういうと大げさに感じるかもしれないが、ここまで書いてきたことを愚直に実践しつつ、PDCAを回していけば、徐々に自分の時間が確保できるようになる。

そして自分の時間が少しずつ生まれると、その時間に何をして過ごすか、他の時間をどう使うかという、「攻め」の時間感覚が生まれてくる。

7で説明した「鳥の目管理法」で1週間、1ヶ月の自分の仕事が見えてきたら、あとはそれぞれ毎朝、それを自分の1日に当嵌めていくのだ。

毎日を理想通りに生きることは難しいかもしれない。

しかし、理想を描いておくことで、軌道修正ができるようになることも事実。

自分の時間を確保できない日があったとしても、翌日やその次の日に挽回できるよう軌道修正すればいい。

「1日を自分でデザインする」

なんて素敵な響きだろうか?

9.  チェックリスト!チェックリスト!チェックリスト!!

仕事のミスを減らすのに、チェックリストは非常にパワフルだ。

僕は一人で仕事をしているが、繰り返す業務には、チェックリストが欠かせない。

たとえば僕は旅を良くするが、ただの観光旅行ではなく、セミナーやイベントを開催することが多い。

すると、荷物も普通の旅行者よりも大幅に多くなる。

「プロジェクター」「プロジェクター延長ケーブル」「スライド用リモコンの予備電池」など、普通の人が絶対持っていかないものを、数多く持って旅に出る。

そのアイテム数は、場合によっては100点を超えるので、チェックリストなしでは絶対にすべてを準備することができない。

だから僕は、iPhone、iPad、Macで同期できるチェックリストアプリに、すべての必要なアイテムを登録して、旅支度をするとときには必ずそれを見ながら準備をする。

チェックリストのもう一つの効果は、準備をするときに迷う時間がゼロになるので、素晴らしく高速化できることだ。

100点を超える旅のアイテムも、30分もあれば全部揃えてパッキングすることができる。

もし、新たに持っていくものが増えたときには、速やかにチェックリストに追加する。

これを忘れると、ほぼ確実に、持って出ることを忘れてしまう。

 

【次のページ】1日を27時間にするために、最終的に必要なこととは何か???

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