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鮓 村瀬 訪問レポート 〜 西麻布の熟成鮨のエース!!変幻自在!初夏のお任せフルコースに今回も悶絶しっぱなし!! [麻布グルメ]

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鮓 村瀬 2回目の訪問レポート! 2016年3月

西麻布一丁目のお寿司屋さん、「匠 村瀬」に行ってきたのでご紹介。

西麻布にはお寿司屋さんが90軒もあるという。

確かに最近、街を歩いていると、右にも左にもお寿司屋さんが目につく。

六本木と西麻布を足したら、200軒くらいのお寿司屋さんがあるのではないだろうか。

そんななか、いま僕が一番気に入っている、超オススメのお寿司屋さんがある。

それが「匠 村瀬」だ。

まだオープンして一年という若い店ながら、圧倒的な美味さと店主のこだわりが輝いている。

夜の完全お任せフルコースは、なんと全36品という圧倒的ラインナップ。

さっそく紹介しよう。

匠 村瀬 〜 西麻布 寿司 超激戦区の若き雄! 全36品の圧倒的フルコースに悶絶す!! [麻布グルメ]

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▲ やってきました、西麻布 匠 村瀬。

昼は何度か来ているが、夜に来るのは初めて。

期待でワクワクです。

 

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▲ まずはビールで乾杯。

この日は梅雨明け間際の7月中旬。

まさにビールが美味い夕暮れ時だった。

 

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▲ お通しはいつものアサリから。

ぷっくりしたアサリはいつ食べても美味しい。

出汁も旨いのだ。

 

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▲ 付け台にはしょうがとワカメ、それにウミブドウがセットされる。

いやあワクワクするなぁ。

 

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▲ スタートは、一週間熟成 アラの炙りから。

フワッとした風味と香ばしさが堪らない。

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▲ 続いては金目鯛の昆布締め。

くるっと巻いてある真ん中に立っているのは塩昆布。

 

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▲ 初ガツオ。ニンニク アサツキと生姜のすりおろしとともに。

マグロと間違うような滋味が素敵。

 

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▲ 京都 舞鶴のトリガイをしゃぶしゃぶにしていただく。

 

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▲ 一瞬湯せんして、あとは塩と醤油でいただく。

初夏の季節丸ごといただく感じ。素晴らしい。

 

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▲ 北海道余市の紫ウニ。なんというふっくらした身だろうか。

ここまで状態の良いウニはなかなかお目にかかれない。

 

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▲ 琵琶湖の稚あゆ。しっとりして微かな苦味も爽やか。

 

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▲ お酒は宮城の日高見を冷で。

キリッとした辛口。

 

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▲ さあ、ここから握りがスタート。

3日寝かせたアオリイカの昆布締め。

イカの昆布締めも初めてだし、それを3日寝かしているというのも初めて。

こりこりのイカに、昆布の風味が加わり、ネットリした滋味とともに。

凄いねぇ。

 

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▲ 一週間寝かせたコハダ。

酢はきつくなくてあっさりしている。

そして見て欲しいのだが、ネタによって普通のシャリと赤酢のシャリを使い分けている。

このコハダが抜群に旨かった。

 

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▲ 富山の白エビ。繊細でふんわりと柔らしい風味が素晴らしい。

 

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▲ マグロに見えるが、こちらはマスの漬け。

サーモンよりも軽い風味に、煮切りの薫りが乗り移っていて奥深い。

 

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▲ もう一発コハダ。今度は赤酢のシャリと、昆布〆で力強く。

 

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▲ 北海道の毛ガニ 味噌とあえて。

なんと繊細な味わいだろう。

 

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▲ ここでちょっと休憩。

じゅんさいの冷製。

 

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▲ 再びウニ。

今度は唐津の赤ウニ。

航空便で直送されてくるとのこと。

先ほどの紫ウニよりも甘味が強く全体的に濃厚。

何を食べても美味い。

 

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▲ ここでハモの梅肉和え!

東京ではなかなかお目にかかれないハモ!

しかも大好きな梅肉和え!

最高に嬉しい!!

 

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▲ お酒もつい進みます。

長野の白馬錦。

 

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再び握りに戻り、こちらはカスゴダイの漬け。

匠 村瀬のお寿司は、すべて「炙る」「浸ける」「〆る」などのお仕事がされたものばかり。

カスゴダイも見事な仕上がり。

 

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▲ 鹿児島は出水の すじめの鯵。

丸々と太った見事な鯵だ。

 

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▲ キスの昆布締め。

ネットリと絡みつく〆具合が最高。

 

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▲ ここで一口のお吸い物で休憩。

 

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▲ 平貝の磯部焼き。

これ美味しいんだよね〜。出してもらえるとすごく嬉しい。

 

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▲ こちらは愛媛のシラカワアマダイのべっこう寿司。

白河天皇が名付けたものだそう。

赤酢のシャリとの相性が抜群。

 

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▲ 焼物。太刀魚はあっさりと、さっぱりと。

 

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▲ ウニ、3回目の登場!

今度は青森の紫ウニを炙って!

炙ると風味が変わり、ねっとり甘くなる。

力強さが加わるので、この順番がまさに正しいのだ。

 

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▲ 茶わん蒸し登場。

一品ずつがほんのちょっとずつなので、すごい品数出てくるがすっぽり収まってしまうのがすごい。

小食の奥さんもちゃんと付いてきている。

 

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▲ さあ、いよいよラストスパート。

赤身漬け。

見よ!この色合いを。

豊かな風味が口の中いっぱいに広がり、シャリはほろりとほぐれる。

 

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▲ 続いては中トロの漬け。

ナウシカのオウムのような出で立ちだが、これもしっとりと美味い。

 

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▲ 白イカと山ワサビ。このように山ワサビを挟んでいただく。

 

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▲ 再び焼物で、ノドグロ登場!

脂が強い魚だが、さっぱりとしたポン酢でいただくので爽やか。

 

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▲ 車海老。上にかかっているおぼろは海老の頭などから作るそうだ。

一人の職人さんが3時間かかりきりで作るのだと。

なんという手間だろうか。

プリっとした海老におぼろがしっとり馴染んで本当に幸せ。

 

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▲ 握りの〆は煮ハマグリでこっくりと甘く。

 

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▲ かんぴょう巻き。

かんぴょうはかなり深くしょっぱく甘辛く。

 

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▲ お味噌汁でホッと一息。

 

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▲ 村瀬名物の二種類の卵焼き。

左がだし巻き、そして右は備長炭で焼いた芝エビ入りの玉子焼き。

個人的には左のシンプルな玉子焼きが好きかな。

 

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▲ デザートのアイスクリーム、きな粉と抹茶どちら?と聞かれた時に、職人さんが「両方という選択もアリです」と言ってくれたので、遠慮なく両方いただくことに。

これだけ食べたのに、超満腹という感じではなく、ほど良い満腹感なのが凄い。

まとめ

料理だけで全36品という凄い品数。

入店から約3時間かかっての、まさに悶絶フルコースだった。

しかも魚を「切って出す」はまったくなく、すべてのネタが仕事系で、しかも超繊細である。

何から何まで本当に美味い。

匠 村瀬 恐るべし。

ここは季節ごとに来たい名店!!

超オススメです!!

鮓 村瀬 お店情報

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鮓 村瀬 1回目の訪問レポート!2015年5月

美味しいお寿司屋さんが近所にあるのは幸せなことだ。

今月初めに麻布十番から六本木に引っ越しをして、生活圏が微妙に変わった。

たかが一駅でも、中心となる家の場所が変わると、見えてくる街の景色が変わるから面白い。

今回、ブロガー仲間の大ちゃんこと大谷大さんとランチをすることになり、僕がお店を探すことになった。

以前だったら麻布十番界隈を中心に探しただろうが、いまは六本木から探すようになり、当然新しいお店をたくさん目にすることになる。

その中ですごーく気になったのが、「匠 村瀬」というお寿司屋さん。

僕の実家があった西麻布一丁目にあるお店だ。

テレビ朝日のEXシアターのすぐ脇にある。

さっそく予約して行ってきた。ご紹介しよう。

匠 村瀬 — 西麻布 EXシアター脇に現れた寿司の超新星! 3,000円のお任せランチ握りが絶品でコスパも最高!!次回は夜行くぞ!! [麻布グルメ]

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やってきました、西麻布 匠 村瀬。

このお店が入っているマンションには、小学校時代同級生が住んでいた。

地元すぎて笑ってしまうぐらい、旧実家から近い。

凛とした雰囲気がとてもいい感じの店構えだ。

 

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お昼からビールなど。

普段自宅ではビールを飲まないので、たまに飲むととても美味しい。

お店はコの字型のカウンター15席(だと思う)のみ。カウンターの内側に職人さんが3人、それぞれコの字に一人ずつ入る形になっている。

お店の奥には窓があって鮮やかな緑が見え、風通しが良く、爽やかな雰囲気。

職人さんたちは皆すごくテキパキと仕事をされていて、凛とした雰囲気が伝わってくる。

 

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写真撮影の許可をいただき、さあ、食事と取材がスタート(笑)。

まずは先付としてホタルイカが登場。

このお店、ランチは2,000円のばらちらしと3,000円のお任せ握りのみという構成。

握りは全品お任せで、追加オーダーはできない。

 

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さあ、ワクワクしつつ握りランチがスタート。

最初の一品は3日間熟成させたアオリイカ。

イカを「熟成させる」という言葉を初めて聞いたが、ねっとりした深みと甘味は熟成ならではなのだろう。

あと、シャリが赤酢でかなり濃い色をしているのも特徴的。

これはかなりのハイレベル。

 

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続いては一週間熟成のコハダ。

昆布〆ということなのだろうが、一週間仕込んでいるというのは、凄いことだ。

酢のツンとくる感じはまったくなく、しっとりと、穏やかなコハダである。

 

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続いて登場したのが、サゴシ(サワラの子供)のスモーク。

香ばしい香りと柔らかくてフワフワのサゴシの身が抜群!これは初めての味わいと食感だった!

思わず職人さんに、「これ、めちゃくちゃ美味いです!」と言ってしまうほど美味しい!!

 

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続いてはマスの漬け。

こうして写真を見ると、ネタによってシャリの色が濃い色のものと薄い色のものがある。

この辺りのことをもっと聞いてくれば良かった。

 

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続いては金目鯛の炙り!

これも美味かった。網で炙って金目の脂が香ばしくスモーキー。

 

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まぐろの赤身の漬け。しっとりと正統派。しみじみ美味しい。

 

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そろそろ握りも佳境に。こちらはマキエビ。上に乗っているのもエビの頭周辺の身を刻んだりいろいろ仕事をされたもの。

「マキエビって車海老みたいだな」と思っていたのだが、帰宅後調べたら、小ぶりのものをマキエビ、大きなものを車海老と呼び分けているようだ。

これもしっとりして滋味豊か。実に美味い。

 

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穴子はフワフワ系で、ツメと共に。

おろした柚子の皮で爽やかな香り。

 

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最後は太巻きで〆。かなり大ぶりの太巻きで、おなかがいっぱいになった。

追加注文を受けない仕組みなので、ボリューム感には気を遣っている感じ。

 

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シジミの澄まし汁。

 

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玉子焼きは二つ登場。

左が出汁巻き、右が芝エビの玉子焼き。

どちらもしっとり系。いちいち手間を掛けている。

 

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デザートは抹茶のアイスクリーム。ほかにきな粉のアイス、柚子のシャーベットもあり、チョイスできる。

超ハイレベルで大満足。

ランチのクオリティーを完全に凌駕している。圧倒的。

まとめ

帰り際に大将とお話しさせていただいたのだが、オープンしてまだ8ヵ月とのことだが、既に予約が取りづらい状態になっているとのこと。

夜も完全お任せ制で、品数が20品以上出て、2時間半〜3時間かけて楽しむスタイルで、お食事は17,000円とのこと。

ランチでこのクオリティだと、夜も絶対試したくなる。

自信溢れる職人さんたちの凛とした姿勢がカッコ良かった(変に傲慢ではなく、サービスレベルもとても高い)。

たまたま食べログで気になって行ってみたが、ここは大当たりだった。

次回はぜひ奥さんを連れて、夜の部に挑戦したい。

匠 村瀬、素晴らしかった!オススメです!!

鮓 村瀬 お店情報

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