9. 体重より「見た目」重視で
僕たちの目標は「体重を落とす」ことではないはずだ。
健康的で美しい身体を表す指標の一つがたまたま体重であるにすぎない。
ランニングや筋トレが軌道に乗ると、徐々に筋肉質な身体になっていく。
そして僕らの筋肉は、脂肪よりも重いことで知られている。
つまり、同じ体重でも筋肉質な人の方が細く見えるのだ。
だから、必要以上に体重にこだわると、せっかくキレイに変化している自分を見逃すことになる。
体重だけではなく体脂肪も同時に計測できれば、「体脂肪量」が減っていくことで、自分がスマートになっていることを体感できるだろう。
それでも安心できない人は、ウェストやヒップ、太ももなどをメジャーで測る手もある。
真面目な人ほど「数値目標」を求めがちで、一番計測が手軽な「体重」を目標値に設定してしまいがちだ。
僕のように肥満体になってしまった人は体重が第1目標でもいいのだが、「もうちょっとシェイプしたい」程度の人は、体重だけではなく全体の「見た目」を意識すると良いだろう。
10. 減る時期減らない時期がある
体重を意識するなと言いつつも、もう一つ体重の話し。
減量を始めると、ストンと体重が落ちる時期と、ちゃんと運動もしているし食事もコントロールできているのに全然体重が減らない時期があることに気づくと思う。
これはもう、「そういうものだ」と割り切るしかない。
「停滞期」「プラトー(高原という意味、平らだから)」などと呼ばれるが、減量を目指す人は、この「思うように体重が減らない時期」があること知っておくことが大切だ。
そして結果としての体重に一喜一憂せず、「走る」「筋トレする」「食事をコントロールする」という、行動がきちんとできているかにフォーカスしよう。
9でも書いたとおり、体重が減っていなくても、脂肪が筋肉に変わっていて、見た目はスマートになっているかもしれない。
たまたま老廃物が身体に溜まっていて体重が減っていないだけで、老廃物が出ればストンと落ちるかもしれない(経験あり)。
減量しようという意識が強いと、どうしても目先の「結果」にフォーカスし過ぎて近視眼的になってしまうことがある。
そんな時はどんと構えて「やることやってるんだからいずれ落ちる」と考えよう。
数日経てば、結果は出るのだから。
まとめ
ランニングについては、日々の記録系のエントリーは多いのだが、自分の経験をまとめた記事が今まで存在していなかった。
子供の頃の体育の授業の悪影響で、ランニングとは「歯を食いしばって必死に、しかもイヤイヤ走るもの」という印象が強い方も多いだろう。
でも、大人は自由なのだ。自分が走りたいスピードで、走りたいだけ走ることができる。
息苦しくなったらペースを落とせばいい。疲れたら歩けばいい。
ランニングは健康的に美しく体重を落とすのに非常に有効であることは間違いがない。
だからこそ、ちょっとしたコツをうまくつかんで習慣化に成功し、目指す自分になって欲しい。
そう思い書いてみた。
参考になれば幸いです。
Happy Running Days!!
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。