楽しく便利で、簡単にライフログ。
ライフログは自動化がキモ!
ライフログは取得が難しいと続かない。
だからガジェットやアプリを徹底的に使いこなすとどんどん自動化され、楽になる。
一つ一つのデータをいかに楽に手間をかけずに取得し続けるか。
そこが最初のステップだと僕は考えている。
だから、お金で解決できる部分はお金を払って自動化するのが良い。
もちろん分不相応なお金はダメだけど、多少のお金を払ってでも、手動より自動が良い。
なぜなら、ログの取得が目的ではなく、取得したログを分析し、生活習慣をコツコツ改善することが手段だから。
そして目的は、より健康的な身体、よりエネルギッシュな精神状態で毎日を過ごすこと。
もっと大きな目標は、天寿を全うできる可能性を高め、最期の一日まで元気に活動すること。
そして元気に生きられる日を、一日でも長くすること。
ライフログにはそれだけのパワーがあると僕は思っている。
Withings WiFi BodyScaleを知っているか?
ライフログは自動で簡単に。
その代表格と言えるのが、体重と体脂肪の計測。
僕はここ2年半以上、旅行の日を除いて毎日必ず体重と体脂肪を測定し記録している。
でも、僕がすることは、毎朝体重計に乗ること、それだけ。
体重計のスイッチも押さない。体重計に乗れば自動でスイッチが入るから。
体重も体脂肪も記録しない。体重計が自動でWiFi越しにサーバーにデータを送ってくれるから。
グラフも作らない。iPhoneアプリiLoseWeightが自動でグラフを作ってくれるから。
平均値も算出しない。同じくiPhoneアプリが勝手に計算してくれるから。
毎日乗るだけ。それだけで記録でき、平均もグラフも作成される。
そんな素晴らしい世の中になったのだ。
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こちらがWithingsのサーバー側画面。過去の全データが蓄積されている。
Fitbitに情報を集約させよう
ライフログにはさまざまなものがある。
健康に関するもの以外にもたくさんあるのだが、健康に関するものだけでも僕は以下のようなものを取得している。
睡眠時間と質、ランニング距離と時間、筋トレ結果、歩数、階段昇降数、血圧、体温、心拍数、食べたモノ、お酒の量、摂取カロリー、消費カロリー、歩行距離、気持ちの安定度、などなど。
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これらの情報は、バラバラに取得するよりも、できるだけ1ヶ所に集約したい。その方が個別の数値の因果関係が理解しやすくなるからだ。
具体的に言うと、「前日のお酒の量が多くなると睡眠時間が短くなり、翌朝の気持ちレベルが低下傾向になり、体温が下がり血圧があがり、そして体重と体脂肪が増え、その日の運動量が減る」というようなことが分かる。
前の晩に外でたくさんお酒を飲んで夜更かしすると、翌朝はお酒が残って気分が優れない。そんな日は体温は下がり気味で血圧は高め、外食で食べ過ぎているから体重と体脂肪が増える。そして二日酔いでランニングの距離は延びず、一日が低調になる、ということだ。
もちろんログがなくても飲み過ぎた翌日は気分が悪い、というくらいのことは体感値として分かる。でも、ログを取っておくと、体調が悪くなったり健康を害する前に自分で補正ができるのだ。
たとえば「昨日ちょっと食べ過ぎたら今朝体重が0.5kg増えていた。今日はランチを軽くして体重を落とそう」という具合だ。
ログがないと、何となく普通に生活してる間に、去年の健康診断より体重が5kgも増えていてビックリ、というようなことになる。
というわけで、ログをできるだけ1ヶ所に集めると管理と分析がしやすくなるのだが、この管理を集約するのにベスト、という場所がまだ存在しない。
海外にも日本にもいくつかその手の健康管理サイトが立ち上がっているのだが、デバイスやガジェットの連携が未熟で、せっかく自動で入力された数値を全部手で打ち直さないといけない場合が多いのだ。
それでは何のために自動化しているのか分からない。
そんななか、現状一番情報を集約しやすい場所が、Fitbit Ultraの開発元のサイト、Fitbit.comではないかと思っている。
Fitbit Ultraはクリップタイプの活動量計で、歩数や階段昇降数、歩行距離、消費カロリー、それに睡眠管理もできる。
Fitbit Ultraについてはこちらのエントリーに書いているので参照してください。
そしてFitbit Ultraで自動取得した情報は、サーバー側のFitbit.comに記録され、そこで推移や平均値を見ることができるようになっている。
また、Ultraで取得できる情報以外にも、体重や血圧、心拍数、食べたものとカロリーなども記録できるようになっている。
さらにランニングやウォーキングなどの個別の活動もログにできるようになっている。
こちらがFitbit.comのダッシュボード。画面を切り替えると、さまざまなデータを集約できるようになっている。
活動同士の因果関係まではさすがに数値化できないとしても、ログの集約化はFitbit.comが現段階では良いのではないか。
そう思った。
ところが、Fitbit.comとWithings WiFi BodyScaleの連携がなかなかうまくできない。
体重と体脂肪を毎日入力するのは面倒だしBodyScaleを使っている意味がないので、何とかしたい。
そう思い色々調べてみた。
Withings WiFi BodyScaleとFitbitを直接連携させる方法
Fitbit.comのサイトにForumがあって、さまざまなQ & Aがやり取りされている。
その中のすごく奥の方に、ごく地味に回答が書いてあった。
方法は至って簡単。説明しよう。
まず、以下のページをクリックする。
上の画面が表示されるので、”Start the Withings Connection Wizard”をクリック。
上のダイアログが表示されるので、”Next”をクリック。
WithingsのID(E-Mailアドレス)とパスワードを入力して”Next”をクリック。
FitbitにリンクさせたいWithingsのユーザー名をプルダウンから選んで”Next”をクリック。
過去に計測した体重/体脂肪データをFitbitにインポートするかどうかを質問される。
全データをインポートしたい場合には上のラジオボタンを、インポートしたくない場合には下のラジオボタンを選んで”Finish”をクリックする。
完了!これでWithings と Fitbit の自動連携ができた。
データのインポートを選択した場合は、データのインポートが終わるのを待てばOK。
ページのステータスが、「ただいまリンク中」に変わっている。これでOK。
Fitbitの”Track Weight”から体重や体脂肪、BMIなどが見られるようになった!
自動入力は楽でいいね!
まとめ
Fitbit.comは日本語対応していないのと、情報のオープン化がいまいちで、連携が良くわからないケースがある。
今回のWithings WiFi BodyScaleとの連携に関しても、以前は公開されていたのを、引っ込めてしまったようだ。
どうも、自社からもWiFi体重計を発売したので、そちらを売りたいためにリンクの公開を取り止めたようだ。
全ユーザーがFitbit社の体重計を購入するわけがなく、いかにデータリンクを簡単に網羅するかを考えて欲しいのに、この「他社製品へのリンクは隠してしまえ」という考え方は残念だ。
でも幸いリンクは現在も有効で、無事連携されることができたので、とりあえずはヨシとしよう。
これで体重と体脂肪はリンクできたので、さらなる連携の可能性を模索したい。
本当はアプリ「カロリー管理」で管理している食べたものとカロリーの管理をFitbitに集約したいんだけど、ハードルが高そうだ(^_^;)。
まあ、ボチボチと試していきます。
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せっかくライフログのエントリーを書いたので告知!
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。